1. トップ
  2. 恋愛
  3. 共働き家庭が直面する「小4の壁」。子どもの夏休みの居場所を振り返る

共働き家庭が直面する「小4の壁」。子どもの夏休みの居場所を振り返る

  • 2024.9.27
出典:ぎゅってWeb

小4の夏休み、学童がなくなった後は?

今年の夏、長女(小4)はほぼ毎日自宅で過ごしていました。わが家が暮らす地域は共働き家庭が多く、低学年の夏休みは「ずっと学童」が珍しくありません。一方、中学年以降は学童に行かない(行けない)子がほとんどに変わります。長女もそのうちのひとりでした。

地域にもよりますが、中学年以降は学童の枠がない、たとえ継続できたとしても同学年の友達がいなく、子どもが行きたがらないと見聞きします。学童に行かなくなった後の小学生の居場所はどうするか? 共働き家庭が直面するこの問題を「小4の壁」とも呼ぶそうです。

夏休みの過ごし方、3つのパターン

長女やその友達を見ていると、中学年以降の夏休みの過ごし方は次の3通りを組み合わせていました。

・塾や習い事に行く
・友達の家に集まる
・図書館や児童館に集まる

5月頃までは公園に集合して遊んでいましたが、6月以降はどんどん気温があがり外遊びが厳しくなりました。酷暑の夏休みは「外で遊んでおいでー!」が通用しません。子どもたちが過ごす場所はおのずと「室内」に限定されました。中学受験が盛んな地域柄、長女の友人を見ていると4年生の夏休みは「塾」で過ごす子も多いようです。

親がいない家に集まるのは難しい…

一方、友達と遊ぶ場所として選ばれるのは「誰かの家」。しかし、共働き家庭が多いため、平日は親が不在の家も少なくありません。その結果、在宅勤務で親がいるわが家が自然と集まる場所になりました。しかたないとはいえ、仕事中に複数人子どもが集まると、さすがにストレスを感じることも。わが家は図書館や児童館が遠いため、「もっと近くにあればよかった…」と思いました。

親の在宅勤務で長女の居場所の問題はそれほど悩みませんでしたが、夏休み中に友達が頻繁に集まる状況に対しては新たな悩みが生じました。これもまた「小4の壁」の一つなのかもしれませんね。9月から、子どもたちがまた公園で遊ぶようになり、私の悩みもようやく解消されました!

<ぎゅってブロガー/ヨリ>

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

元記事で読む
の記事をもっとみる