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自転車観光に◎サイクリストフレンドリーなおしゃれホテル10選【全国】

  • 2024.10.1

愛車と同じ部屋に泊まれたり、整備用具の貸し出しがあったり、人気ブランドの自転車をレンタルできたり……。サイクリングの疲れを癒す、温泉やサウナ付きホテルも!

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ここ最近人気を集める旅のトレンドが、自転車を活用した観光。ヘルシーなだけでなく、じっくり旅先の風景を堪能できるので、車や電車移動では出会えない発見があるのが魅力なんだとか。また、CO2排出量の少ない移動手段として、サステナブルツーリズムの観点からも注目を浴びている。

そんななか、尾道の「HOTEL CYCLE」や星野リゾートが運営する「BEB5土浦」など、専門的なサービスが充実するサイクリストフレンドリーな宿泊施設が増加中。また、「エースホテル京都」や「ホテルインディゴ軽井沢」など、人気ブランドの本格的な自転車がレンタルできるホテルも!

ここでは、そんな自転車観光の拠点にしたいおしゃれホテル10軒をピックアップ。特に秋は空気も爽やかで、自転車で街巡りをするのにおすすめのシーズン。ぜひ、旅のプランを想像しながらチェックしてみて。

HOTEL CYCLE(広島・尾道)

Ken'ichi Suzuki / 鈴木研一

サイクリストの聖地・しまなみ海道の本州側の起点である尾道。この場所にあった海運倉庫を生かして2014年に誕生した「ONOMICHI U2」は、サイクリストフレンドリー施設のパイオニアともいうべき場所。

「まちの中のちいさなまち」をテーマにしており、施設内にはレストラン、バー、カフェ、ベーカリー、ライフスタイルショップ、そして自転車のプロショップまでがシームレスに存在。お土産にぴったりのアイテムも手に入るとあって、サイクリスト以外からも人気を集める尾道の必見スポットとなっている。

T,Fujikawa

そんな「U2」の中にあるのが、サイクリストに向けた宿泊施設「HOTEL CYCLE(ホテルサイクル)」。自転車を持ったままチェックインできるフロントをはじめ、リペアスペース、自転車の発送・受け取りサービス、さらにはバーチャルライドスペースなど、どこまでもサイクリストのことを考えて作られた設計やサービスが嬉しい。

また、愛車持参でない人は、「HOTEL CYCLE」もしくは「U2」内にある「ジャイアント ストア」で本格的なクロスバイクやロードバイクをレンタル可能。同ストアでは愛車のメンテナンスサービスを受けることもできる。

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客室は全28室すべてが自転車持ち込み可能で、そのうち19室にはサイクルハンガーを完備。内装には自然素材を多く採用することで、リラックス感漂う雰囲気に仕上げている。「U2」オリジナルの備後産デニムの館内着や、オリジナルブレンドコーヒー&ティーなど、尾道らしさをしのばせたおもてなしにも、自然と心がゆるむはず。

HOTEL CYCLE
住所/広島県尾道市西御所町5-11
tel. 0848-21-0550

GLAMPROOK しまなみ(愛媛・馬島)

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グランピング棟とホテル棟の2つから成る「GLAMPROOK(グランルーク) しまなみ」は、2020年7月にオープンしたオールインクルーシブ型の宿泊施設。瀬戸内海に浮かぶ、人口10人に満たない馬島(うましま)という小さな島に誕生した。

実はこの島、自家用車での入島ができないというなんとも秘境感あふれる場所。そのため、通常ゲストは今治港からプレジャーボートや専用車での送迎を利用してチェックインするという仕組みになっている。

「あれ、自転車は?」と思った人はご安心を。サイクリストに人気のしまなみ海道沿いだけあって、来島(くるしま)海峡大橋からエレベーターを使い、愛車とともに上陸することができる。

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「GLAMPROOK しまなみ」では、そんな自転車で来館する宿泊客に向けた、「サイクリスト応援プラン」を実施。このプランを予約すると、自転車専用工具やエアポンプ、修理用備品(バッチ、タイヤブート、チェーン、チューブ)といったサイクリストが必要なアイテムを無料でサービスしてもらえる。

また、輪行袋を貸し出しているので、客室内に愛車を持ち込むこともOK。グランピング棟のコクーンハウス(写真)なら、アウトドアリビング(ウッドデッキ)にサイクルスタンドを設置することもできる。

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オールインクルーシブで宿泊するゲストは、滞在中のアルコールやドリンクだけでなく、アクティビティも追加料金なしで楽しめるのが嬉しい。手つかずの自然が味わえる洞窟探検や瀬戸内の絶景を眺めながらのスカイウォークは、旅のTo-Doリストに入れておこう。

そのほか、E-Bikeのレンタル(¥4,000/4時間~、連泊の場合無料で利用できるプランあり)もスタンバイ。自転車で入島していない人も、ぜひしまなみ海道サイクリングを楽しんでみて。

GLAMPROOK しまなみ
住所/愛媛県今治市馬島1006
tel. 0898-22-1101

WAKKA(愛媛・大三島)

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サイクリストの聖地として知られるしまなみ海道の真ん中、大三島にあるサイクリングの複合施設が「WAKKA(わっか)」。ここでは、高級E-Bikeのレンタルから、修理ピット、サイクリスト専用タクシー、自転車の配送など、初心者・上級者問わずサイクリングを楽しむためのサポートを提供している。

そんな自転車愛好家にとってこれ以上ないロケーションにホテルも併設。部屋は「レジデンス」「コテージ」「ドームテント」「ドミトリー」「トレーラー」と5タイプあり、旅のスタイルに合わせてチョイスできるようになっている(写真は「コテージ」)。

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こちらは「コテージ」の室内。ナチュラルテイストでまとめられたインテリアが、ゲストの心を落ち着かせてくれる。

また、キャビンはすべて海に面しているので、室内にいながらにして穏やかな瀬戸内海の風景を満喫できるのもポイント。もちろん自転車は客室内に持ち込みOKなので、オーシャンビュー×愛車という、このホテルならではの眺めを楽しむことも!

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「WAKKA」のフラッグシップルームである「レジデンス」(写真)は、「しずかな瀬戸内」がテーマ。しまなみで最も美しいと言われる多々羅大橋を借景とした、ゆったりくつろげる空間が魅力だ。キッチンも完備しているので、自炊派はこちらをチョイスするのも良いかも。

そのほか、カジュアルながら万全のセキュリティで人気のドミトリーや、キャンプ気分が味わえるドームテントなど、魅力の異なる部屋たちは、どれに泊まるか迷うこと必至。

「WAKKA」がしまなみ海道サイクリングの拠点にぴったりなのは言わずもがなだけれど、マリンスポーツや釣りなど、瀬戸内の魅力を味わえる体験ツアーも充実しているので、サイクリングを楽しみたい人にとっても、そうでない人にとっても、満足度の高い旅を提供してくれるはず。

WAKKA
住所/愛媛県今治市上浦町井口6691-1
tel. 0897-72-8705

宿チャリンコ(奈良・御所まち)

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かつて自転車屋だったという建物を生かした「宿チャリンコ」があるのは、奈良県御所(ごせ)市。この町で愛されてきた銭湯を中心とする「GOSE SENTO HOTEL」という分散型ホテル(※)の一角を成す宿としてオープンした。

一歩足を踏み入れると、自転車屋時代を思わせる看板などがディスプレイされており、タイムスリップしたような感覚に。宿泊者無料のレンタサイクルサービスも実施しているので、ぜひ御所市周辺のサイクリングに活用してみよう。


(※)客室、レストラン、フロントなどがひとつの町の中に点在するホテルのこと

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昭和レトロな趣をたっぷり残すこちらのホテルだけれど、2022年にオープンしただけあって、客室はいたってスタイリッシュ&清潔感たっぷり。自転車をテーマにしたアートや、ポップな色づかいのインテリアが、宿泊者をワクワクさせてくれる。

客室は全部で4室あり、写真のツインルーム「ペダル」と2段ベッドを備える部屋「サドル」は愛車と一緒に泊まれる仕様。そのほか、赤や黄色を基調としたツインルームはそれぞれ「ベル」、「ハンドル」と、自転車にちなんだ部屋名がついているのも楽しい! なお、「ペダル」と「サドル」以外の部屋に宿泊する場合は、愛車をロビーに置いておけるそう。

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滞在中は、徒歩3分ほどの場所にある「御所宝湯」に入り放題。「GOSE SENTO HOTEL」開業とともにリニューアル復活した、地元密着型の銭湯だ。

創業当時からある浴槽は残しつつ、フィンランド式サウナと露天水風呂を新設。さらにととのいスペースも併設し、外気浴まで楽しめるようになっている。「宿チャリンコ」には共用シャワールームがあるけれど、体をゆっくり温めるなら、ぜひこちらを利用したい。

宿チャリンコ
住所/奈良県御所市鴨口町1087
tel. 0745-49-0842

エースホテル京都(京都・烏丸御池)

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京都観光といえば街歩きのイメージがあるものの、碁盤の目のようになっている街は、起伏も少なく自転車で巡るのにぴったり。徒歩では難しい距離も公共交通機関の混雑を避けながら行けるので、実はおすすめの移動手段だ。

2020年の開業以来、京都のランドマーク的存在となっている「エースホテル京都」も、そんな自転車観光の拠点にしたいホテル。これまでも「トーキョーバイク」が同ホテルのために制作したオリジナル自転車のレンタルが好評を博していたけれど、2023年10月からは、人気E-Bikeの「MATE.BIKE(メイトバイク)」もラインアップに追加! いずれも宿泊者は無料で利用できるのが嬉しい。

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“旅行者だけでなくコミュニティと結びつく”というコンセプトを受け継ぐ「エースホテル京都」は、人々を招き入れるような、開放的なロビーエリアが特徴。館内はツーリストやローカルが行き交う、自由なムードであふれている。

宿泊者以外も利用できるロビーや円形のレセプションカウンターはまさにその象徴。フレンドリーなスタッフに、京都サイクリングのおすすめスポットを聞いてみるのもいいかも。また、ロビー併設の「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」は、サイクリングの前後に、ちょっとひと息つくのにおすすめ。

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たっぷり観光を楽しんだゲストを迎え入れるのは、「イースト・ミーツ・ウエスト」をテーマにした客室。和の素材や日本のアーティストとコラボレーションした家具が、心落ち着く雰囲気を演出してくれる。

“音楽”も「エースホテル」が大切にしている要素だけあって、部屋には「チボリ」社製ラジオと「ティアック」のターンテーブルが。お気に入りの音楽を流しながら旅の思い出を振り返る時間は、これ以上ない贅沢な過ごし方!

エースホテル京都
住所/京都府京都市中京区車屋町245-2 新風会館内
tel. 075-229-9000

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NUPKA Hanare(北海道・帯広)

帯広駅から徒歩3分という便利な場所に位置する「NUPKA Hanare(ヌプカ ハナレ)」は、「トカプチ400」によってサイクリストフレンドリー施設としても登録されているホテル。「トカプチ400」とは、帯広市を起終点に十勝地方を8の字に巡るナショナルサイクルルートのことで、全長403キロメートルにもわたる国内屈指の極上コースとして知られている。

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そんな「トカプチ400」にチャレンジするゲストをサポートするべく、こちらのホテルでは2階を「サイクリスト対応フロア」に設定。愛車を持ち込めるゲストルームが用意されていて、壁掛用サイクルハンガーや稼働式のサイクルラックを利用できる。整備用具の貸し出しなども行っているので、出発前のメンテナンスも心配なし。

また、ホテルでは2023年4月からレンタサイクル(¥1,000/3時間~)もスタート(受付は姉妹ホテルの「NUPKA」本館)。貸し出し用の自転車は大人用が3台、子ども用が1台で、すべて「トーキョーバイク」というこだわりぶり。平坦な帯広の中心部は自転車移動がぴったりなので、“本気サイクリスト”でない人も、十勝の爽やかな空気を味わいつつ、自転車観光を楽しんでみて。

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サイクリストに向けたサービスが充実するいっぽう、どこへ行くにも便利な立地はファミリーやカップルの旅行にぴったり。ワークラウンジも完備しているので、ビジネスパーソンからも人気のホテルだそう。さまざまな旅の目的に対応している「NUPKA Hanare」、ぜひ十勝旅のステイ先に選んでみては?

NUPKA Hanare
住所/北海道帯広市西1条南10-18
tel. 0155-20-2600

星野リゾート BEB5土浦(茨城・土浦)

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霞ケ浦を一周する通称「カスイチ」にチャレンジするなら、土浦駅に直結する「BEB5土浦」がおすすめ。星野リゾートが運営する「BEB」シリーズは、「みんなでルーズに過ごすホテル」がコンセプトで、遊び心あふれる内装や、24時間オープンのラウンジがあるなど、個性的なステイを提供している。

なかでも土浦の「BEB」は、自転車を楽しむホテルとしてスタート。ラックや工具、整備スペースも充実しているほか、自転車を押しながら歩いてもノーストレスな広い廊下もサイクリスト想い。自分の自転車がない人は、レンタルE-Bike(¥500/1時間~)も利用することができる。

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そんな「BEB5土浦」を象徴するのが、こちらの「サイクルルーム」。自転車用のラックが完備された、愛車持ち込み可能なツインルームとなっている。インテリアのあちこちにも自転車要素を取り入れており、まさにサイクリストにはたまらない空間! カラフルな壁を背景に、愛車の記念撮影もお忘れなく。

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24時間営業するラウンジ「TAMARIBA」は、ホテルの中心的存在。広いテーブルやソファも置いてあるので、仲間同士「カスイチ」の作戦会議をするのにもぴったり。メロンまるごとクリームソーダや、自転車を漕いで作るスムージーなど、ラウンジ内で楽しめるユニークなドリンクもぜひお試しあれ。

星野リゾート BEB5土浦
住所/茨城県土浦市有明町1-30
tel. 050-3134-8094(星野リゾート予約センター)

ホテルインディゴ軽井沢(長野・軽井沢)

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「ホテルインディゴ」ブランドの日本2軒目として2022年2月にオープンした「ホテルインディゴ軽井沢」。ホテルが立地する土地の個性と地元の魅力を反映する“ネイバーフッドストーリー”というブランドコンセプトのもと、軽井沢ならではのストーリーを表現したサービスが注目を集めている。

たとえば、館内を歩けば軽井沢にちなんだインテリアが目に入り、バーカウンターが併設されたフォレストガーデンはまるで軽井沢の森を歩いているよう。さらに長野県産の食材にこだわったダイニングなど、“ここだけ”の演出は特別感たっぷり。

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そんな、ローカルの魅力を感じられるサービスの一環としてスタートしたのが自転車のレンタル(¥2,000/4時間~)。サイクリング用のマップも配布しているので、初めてこの場所を訪れるという人でも安心。ちなみに日本の「ホテルインディゴ」でレンタサイクルサービスがあるのは、いまのところ軽井沢だけ!

ゲストに貸し出される自転車は、おしゃれなデザインと性能の高さで人気の「ルイガノ」のミニベロというのも嬉しいポイント。空気が澄んだ軽井沢でのサイクリングは、最高のパワーチャージになるはず。なお、近々「ルイガノ」の電動自転車もレンタル開始予定だそう。

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客室は、小さなプライベートガーデン付きの部屋から、川のせせらぎに癒されるリバービューの部屋まで全155室。洗練された客室のデザインは、西洋と東洋を融合した軽井沢エリアの文化と、浅間山に見守られた大自然からのインスピレーションをかけ合わせているのだとか。

また、タイ発「HARNN(ハーン)」のプロダクトを使用したスパは2023年の「ワールドラグジュアリー スパ アワード」で2部門を受賞した実力派。日頃の疲れをリフレッシュしたい人は、こちらもチェックを。

ホテルインディゴ軽井沢
住所/長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18-39
tel. 0267-42-1100

琵琶湖マリオットホテル(滋賀・守山)

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「ビワイチ(自転車で琵琶湖を一周するサイクリングコース)」が人気の琵琶湖周辺には、サイクリストフレンドリーな宿が豊富。なかでも「琵琶湖マリオットホテル」は、目の前がすぐ琵琶湖というすばらしいロケーション! スポーツ自転車大手メーカー「ジャイアント」のストアを併設しているのも特徴で、愛車のメンテナンスを受けられるほか、豊富なラインアップから選べるレンタサイクルが利用できる。

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同ストアと提携した、宿泊者限定の「プチビワイチ」体験(¥3,900/5時間)も人気。「ジャイアント」の本格的なクロスバイクに乗って、琵琶湖サイクリングの魅力を味わってみよう。体力や希望に合わせて最適なサイクリングコースを提案してくれるので、初心者も安心してトライできる。

宿泊者は、希望すれば客室内に愛車を持ち込むことも可能(和室タイプを除く)。いちばん客室数が多い「スーペリアルーム」でも30平方メートルの広さが確保されているので、自転車を置いても窮屈になることはなさそう。

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室内はグレーの木目を基調とした落ち着きのある雰囲気で、ビオトープ(生物の生息空間)を意識した内装デザインは、琵琶湖の自然と水を表現しているのだとか。

サイクリングの疲れを癒すのにぴったりな温泉付き客室も完備。なかでも露天風呂感覚が楽しめる、全8室の「温泉ビューバス付 プレミアルーム」(写真)は、目の前に琵琶湖や比良の山並みが広がる設計に。絶景を見ながら「ビワイチ」の余韻に浸れば、つい長風呂してしまうこと間違いなし。

琵琶湖マリオットホテル
住所/滋賀県守山市今浜町十軒家2876
tel. 077-585-6100

MASCOS HOTEL(島根・益田)

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100キロメートルにわたって信号がない「100ZERO」のサイクリングコースがあるなど、ロードレースが盛んな島根県益田市。この街に「MASCOS HOTEL(マスコスホテル)」が誕生したのは2019年のこと。新感覚の“クラフトホテル”というコンセプトのもと、空間デザインやインテリア、器、ファブリックなどすべてにおいて、窯元や家具職人、縫製メーカーなどの地場産業と共同で開発し、地域の魅力を発信する拠点にもなっている。

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そんなコンセプトを持つホテルだからこそ、サイクリング目的で益田を訪れた人への配慮も抜かりなし。愛車を部屋に持ち込めるのはもちろん、客室にロードバイク専用の壁掛けフックが設置されているほか、整備用具も貸し出してもらえるそう。

また、島根の魅力を感じられるデザインの良い調度品にもぜひ注目を。机や椅子、ソファは島根県江津(ごうつ)市のデザインオフィス「SUKIMONO(スキモノ)が担当しているほか、器やマグカップなどは石見(いわみ)焼の老舗窯元とコラボレーションした「MASCOS HOTEL」のオリジナルアイテムだ。

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そして忘れてはならないのが、天然温泉に浸かれる大浴場。ここでは、ホテルの敷地内の地下深くに流れる源泉から直接汲み出された「益田温泉」を楽しむことができる。なめらかな肌ざわりが特徴で、「肌にやさしい、美人の湯」と言われているのだとか。湯あがり後のリラックススペースも完備しているので、サイクリングで疲れた体をじっくり癒してはいかが?

MASCOS HOTEL
住所/島根県益田市駅前町30-20
tel. 0856-25-7331


Ai Kobayashi News Desk Editor

大学卒業後、都内の出版社でメンズファッション誌の編集を7年間経験したのち、ハースト・ニュースデスクのエディターに。大学時代には中学生の頃から憧れていたカリフォルニア・バークレーに交換留学。好きなものはラーメンと音楽(HIP HOP、R&B、K-POP)。マリンスポーツは一切やらないけれど、ビーチタウンへの旅行も大好き。東京都出身。 

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