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期待度は『トップガン』超え!? 新たな英雄の誕生を描き出す『グラディエーターII』海外版本予告

  • 2024.9.27
期待度は『トップガン』超え!? 新たな英雄の誕生を描き出す『グラディエーターII』海外版本予告
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

リドリー・スコット監督の『グラディエーター』続編に注目集まる

リドリー・スコット監督による歴史スペクタクル・アクション『グラディエーター』(00年)の続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』より、新たな英雄の誕生を描き出す海外版本予告を紹介する。

人類史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いに巻き込まれて奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む——。徹底された映像美と、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスら名優たちによる演技合戦、そして大スケールで描かれる情熱的バトルシーンにより大ヒットを記録した映画『グラディエーター』。

第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、名匠リドリー・スコット監督による名作の“その後”が、最新技術によってグレードアップされた圧倒的な迫力とたぎる情熱をたずさえ、劇場に還ってくる。

監督はもちろん、リドリー・スコット。前作『グラディエーター』を含めて過去3度のアカデミー賞ノミネートを誇る“生けるレジェンド”の1人だ。アカデミー賞作品賞受賞作の続編が、前作と同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザー PART II』(74年)以来。本作がアカデミー賞作品賞を受賞すれば、約50年・半世紀ぶりのシリーズ2作連続受賞となり、この超絶的快挙への期待が早くも集中している。

7月に、待望の日本公開の情報とともに世界同時解禁となったティザー予告は、解禁されるやいなや、全世界で24時間のうちに『トップガン マーヴェリック』(22年)を超える1億2800万回という再生回数をたたき出し、その圧倒的期待度の高さを見せつけた形となった。そして今回、そのストーリーの一端を垣間見ることができる海外版本予告が解禁された。

将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアス(ポール・メスカル)。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の男・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)と出会い、ルシアスの心の中で煌々と燃え盛る“怒り” に目をつけたマクリヌスの導きによりローマへと赴く。

マクリヌスが所有する剣闘士(グラディエーター)となったルシアスは、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウム(円形闘技場)で待ち受ける戦いへと踏み出していく。その周囲では、虎視眈々と権力の座を狙うマクリヌス、飢えるローマ市民など意に介さず権威を誇示し続ける双子皇帝のゲタ(ジョセフ・クイン)とカラカラ(フレッド・へッキンジャー)、前作に登場した元皇帝・コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の姉であり、ラッセル・クロウが演じたマキシマスのかつての恋人、そしてルシアスの母であるルッシラ(コニー・ニールセン)、自らの命を狙うルシアスとの戦いを余儀なくされる将軍・アカシウスなど、様々な登場人物の思惑が入り乱れている。

そんな中ルッシラの口から語られるのは、ルシアスの父親がマキシマスであったという衝撃の事実。「父親のように強くあって」というルッシラの一言、そしてルシアスが父・マキシマスのかつて着用していた鎧を手に取るシーンに胸が熱くなる。

そして、本作の邦題が『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』に決定した。復讐のために帝国の権威の象徴・コロセウムで戦いを続けるルシアスが、次第にローマとローマ市民を自由へ導くという大義を抱き始め、群衆を巻き込みながら英雄となっていくというアツいストーリーにぴったりの邦題となった。本作を劇場で鑑賞すれば、コロセウムを埋め尽くす大観衆と映画館の客席で息を呑む自分とを重ね合わせ、命を懸けて戦う英雄に声を上げて呼びかけたくなるに違いない。

また、場面写真では、ルシアスが重厚な鎧に身を包んだ屈強な戦士たちを頼もしく従える姿、コロセウムでいざ闘いに赴かんとする瞬間が収められている。その複雑な表情の下に隠された感情は果たして悲しみなのか怒りなのか、彼の瞳の奥にあるものとは一体? 本編で繰り広げられる激闘の行方がますます気になるばかりだ。

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は11月15日より全国公開。

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