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【天神】“心も身体も満たされる憩いの場”リニューアルした「文喫 福岡天神」

  • 2024.9.28

こんにちは、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のマイメッコです。 暑い日は続くものの、少しずつ秋らしい気候になってきましたね。今回ご紹介するのは「読書の秋・食欲の秋」にピッタリな場所「文喫 福岡天神」です。 以前、先輩地域特派員クリア水さんが紹介した「文喫 福岡天神」がリニューアルオープン!新メニューなどの取材をさせていただきました。

文喫とは

出典:リビングふくおか・北九州Web

「文喫 福岡天神」は入場料のある「本と出会うための本屋」です。2021年3月、岩田屋本館7階にカルチャースクールと融合した新業態としてオープンしました。 オープン以来、岩田屋カルチャースクール「学 IWATAYA(まなび いわたや)」と連携し、「知って、深めて、体験する」体験型本屋さんとして、ファミリー層から高齢者まで幅広い世代の方が来店しています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「文喫」店頭は通常の本屋さんと変わらず、書籍や雑誌の新刊やグッズが販売されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「文喫 福岡天神」は百貨店に入っており、幅広い世代の方に楽しんでもらえるように新刊や趣味書だけでなく絵本の取り扱いも充実させているそうです。

店頭右手には「学 IWATAYA」の受付カウンターがあります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店頭向かって左側では月に一度企画展を行っており、2024年10月6日までは通販サイトのFELISSIMO(フェリシモ)の「ミュージアム部」とのコラボレーションで商品紹介の展示やグッズ販売を行っています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

次回は、昨年にも開催された「ぬいぐるみ展」を予定しているそうですよ。

リニューアルした有料エリア

今回のリニューアルテーマは“心も身体も満たされる「憩いの場」”です。一体どのようになっているのでしょうか。以前より「文喫」の“奥”がとても気になっていたので、入場の際は心が躍りました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

まずは、総合受付で入室手続きをします。手続き後バッジを受け取り、入室します。

今回、お客さんがより利用しやすくなるよう利用プランもリニューアルしました!従来の終日利用料に加え、2時間利用プランも充実。これまで通りフリードリンク付きです。(珈琲・煎茶・ルイボスティー)

出典:リビングふくおか・北九州Web

利用料金は最下部に記載あり

喫茶エリアの拡大

百貨店でのお買い物の合間やちょっとした休憩などに立ち寄り、ゆったりとお茶や食事を楽しめるように今回のリニューアルで喫茶エリアを拡大。これにより、店内の座席数も150席から170席になりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

つい時間を忘れてしまうような居心地の良い“憩いの場”です。本を読みながらゆっくりとティータームを過ごせるスペースが増えるのは嬉しいですね。

新・喫茶メニュー

リニューアルに伴い、食事メニューは「タコライス(1,210円)」や「オープンサンド2種(1,100円)」など見た目も華やかなもの、デザートは「珈琲あんみつ(780円)」や「本日のフルーツゼリー(680円)」「珈琲ゼリー(680円)」など懐かしい喫茶店を連想するラインナップが追加されました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

新メニューの「海老とアボカドのオープンサンド」をいただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

トマトとバジル、海老とアボカド、もちろん相性抜群で安定感ある美味しさ。薄くカリッと焼かれたパンに、海老とアボカドがたっぷりとトッピングしてあり、ボリューミーでお腹が満たされました。

しかし、デザートは別腹です。懐かしい喫茶店気分を味わいたく、「珈琲ゼリー」をいただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

バニラの甘さとコーヒーゼリーのほろ苦さがクセになります。何度もアイスとゼリーを組み合わせながらすくって、美味しくいただきました。サイズも大きすぎず、読書の合間での食べきりサイズです。

「純喫茶」を思わせるラインナップが加わり、「食」も楽しめる本屋さんであることを実感しました。

様々な楽しみ方

子どもも楽しめる

先ほどの喫茶スペース横に児童書室があります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

児童書室は、子どもだけでなく大人も入ることができます。家族連れで入って本を読むこともできますよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

中は、見ているだけでワクワクする空間が広がっていました! 子どもと一緒に楽しむことはもちろん、お子さんが集中して本読みしている間は隣の喫茶エリアから窓越しに見守りながら珈琲を飲む、ゆっくりした時間も過ごすこともできます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店頭同様、絵本から児童書が充実していました。

児童書室の入り口横に、さらに拡大したベビーカーを置く場所があります。赤ちゃん連れも来やすく、本を一緒に楽しめますね。

出典:リビングふくおか・北九州Web
集中できる閲覧室

児童書室のさらに奥には、静かゆっくり深く本を楽しめる「閲覧室」があります。閲覧室に向かう途中のスペースは、毎月企画展と連動した商品が置かれるスペースになっていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

閲覧室です。広々としていて、じっくり吟味した特別な一冊と出会いたい方におすすめの場所。

出典:リビングふくおか・北九州Web

Wi-Fiも完備されており、緑のライトがついた各座席には電源コンセントがついています。飲食も可能です。 ワークスペースとして利用されるお客さんも多いとのことでした。確かに集中できそうな空間です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

文喫には幅広いジャンルの本が約3万冊あります。また、通常の書店のように同じ本が数冊あるわけではなく、全て一冊ずつの陳列となっています。そのため、面出しに並べられている本を一冊手に取ると、後ろには違う本が並べられています。

気になり手に取った本の後ろには、普段出会うことのない本があるかもしれません。 本との偶然の出会いを楽しめますね。「文喫」の「本と出会うための本屋」としてのこだわりを感じました。

出典:リビングふくおか・北九州Web
カルチャースクールスペース
出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらは「学 IWATAYA」のスペースです。このほかにも文喫と併設したお部屋があります。 パン作りや、クリスマス・お正月に向けたもの、音楽や芸術など様々な講座が豊富にあります。中にはキャンセル待ちの講座もあり、人気の高さが伺えました。

学 IWATAYA https://www.iwataya-mitsukoshi.mistore.jp/iwataya/shops/experience/manabi/introduction.html

本だけじゃない、人との出会いも

文喫では本だけでなく、素敵なお人柄のスタッフさんとも出会えました!

出典:リビングふくおか・北九州Web

物腰柔らかく、インタビューに快く応えてくれる店長の入江さんです。 「福岡にまつわる歴史の本や、福岡出身・在住の方が書いた本も郷土本として置いています。「文喫 福岡天神」のホームページにある“本日の一冊”という本は、福岡天神の文芸担当スタッフが多岐なジャンルにわたり詳しく、本を選出しています。」と教えてくれました。

「文喫 福岡天神」の奥には、より良く快適に過ごせるようお客さんのことを思いながら、考えこだわり抜いた空間が広がっていました。お食事は味もお腹も大満足です。まさに心も身体も満たされました! もっと早くに来たかったとの思いもありながら、文喫を知った今からは早速リピートしようと思います。

皆さまも、普段とは違う読書の楽しみ方をされてはいかがでしょうか。

文喫 福岡天神
住所:〒810-8680 福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館7階
営業時間:10:00~20:00(L.O. 19:30)
公式ホームページ:https://tenjin.bunkitsu.jp

利用料金
平日 2時間 1,100円 / 終日 2,200円
土日祝 2時間 1,650円 / 終日 2,530円
中高生 平日 2時間 770円(終日 1,155円)/ 土日祝 2時間 1,100円(終日 1,650円)
小学生 平日 2時間 550円(終日 825円)/ 土日祝 2時間 825円(終日 1,238円)
小学生未満のお子さま 無料
「学 IWATAYA」会員 受講日に限り無料
※「親子割」あり:一般料金対象の方が小学生以下のお子様同伴でご入場する場合、入場料が550円引き。

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