1. トップ
  2. レシピ
  3. 【北海道の絶景・写真12枚】畑のパッチワークに差し込む朝日…十勝らしい雄大な景色を見渡す/芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

【北海道の絶景・写真12枚】畑のパッチワークに差し込む朝日…十勝らしい雄大な景色を見渡す/芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

  • 2024.9.26

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、芽室町の朝の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

芽室町の朝焼け

日の出の時間が、だんだんと遅くなってきました。

9月の十勝地方の日の出は、午前5時ごろ。
カメラマンには早起きするのが少し楽な時間帯ともなりました。

この日は早朝4時に家を出発して、芽室町へ向かいました。

青とオレンジの幻想的な空

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/4.5
・ISO 250

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

30分ほど車を走らせると、東の空はうっすらと明るくなりました。きれいな青とオレンジの幻想的な空。

前日が雨だったせいか雲が残っていて、きれいに空が焼けていました。

経験を通しての話ですが、雨が降った後の空は、晴天のときより赤く焼けて、雲が染まるイメージがあります。

雨の日の夕方や早朝、晴れ予報でしたらシャッターチャンスです。

人口の音のない、静寂の道

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/2.8
・ISO 100

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

まさに静寂。
人口の音はほとんどなく、動物たちの鳴き声と、畑の土の良い匂いが、残っていた眠気をどこかへ飛ばしてくれます。

こんな真っすぐな道を通って「新嵐山スカイパーク展望台」へ向かってみました。

「新嵐山スカイパーク展望台」

Sitakke
芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」(芽室町中美生2線42)

展望台へ到着すると、東の空からうっすらと太陽が出てきました。
ちょうど日の出時刻です。

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/14
・ISO 1000

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

あたりを見渡すと、十勝らしい雄大な景色が広がっています。

「新嵐山スカイパーク展望台」から見渡す雄大な景色

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/10
・ISO 250

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

まさに絶景。
奥に広がる、畑のパッチワークに朝日が差し込み、十勝らしい雄大な景色を眺めることができます。

素晴らしい展望台で、何度もテレビの撮影でも訪れています。

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/11
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/11
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

雲海が見られることも

タイミングが合えば、あたり一面が雲海になることもあります。
実は一度遭遇したことがあります。

Sitakke

・撮影日:2023年4月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/10
・ISO 100

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

4月に撮影した、新嵐山スカイパーク展望台からの雲海の景色です。

Sitakke

・撮影日:2023年4月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/7.1
・ISO 100

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

周りの十勝平野も見えなくなるくらいの雲に覆われていました。
奥から登ってきた太陽が、朝霧を彩り、言葉で表せない感情が湧いてきたのを覚えてます。

この光景に巡り会えたのは、本当に運が良かったです。

1日の始まりの風景

Sitakke

・撮影日:2023年9月
・場所:芽室町「新嵐山スカイパーク展望台」

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/10
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

奥には朝霧が広がり、畑に落ちる影が良いコントラストになってくれています。1日の始まりの風景ですね。

芽室町の風景

芽室町は日高山脈がきれいに見える町で、十勝らしい農村の景色が広がっています。

Sitakke

この時期は、収穫間近の野菜も畑にたくさん広がっていて、どんな野菜があるのか見ながら旅するのも楽しいです。

朝方だけではなく、昼夜問わず美しい景色を見ることができるので、十勝地方を訪れた際は、ぜひドライブでもしてみてはいかがでしょうか?

Sitakke
11月に収穫される長芋のつる

雪が降るまで、十勝平野の美しい景色はまだまだ続きます。
どんどん撮影していきますので、これからの秋の風景をお楽しみに!!

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」「クマと民主主義」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

元記事で読む
の記事をもっとみる