オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケ × ロナン・ブルレック。「Ronan Bouroullec_ On Creative Session」展が開催

「オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケ」（HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE）は2013年にスタート。イッセイ ミヤケを代表する技法のひとつ“製品プリーツ”を背景に、着る人の多様性に寄り添う普遍的で新しい日常着を提案するブランドだ。そんな「オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケ」の2024/25年秋冬コレクション「Immersed in the Wilds of Creativity-没入。野性溢れる創造力-」は、フランス人デザイナー・ロナン・ブルレックとの“クリエイティブ・セッション”を服づくりに反映させたものとなっている。

デザイナーとして名を馳せているブルレックだが、デザイン活動のインスピレーションとなっているのは、彼がライフワークにもしているドローイングだ。イッセイ・ミヤケのデザインチームは、ブルレックの数々のドローイングから見出した色と形、そして筆致の流れる動きまでを服づくりに取り込み、2024/25年秋冬コレクションを完成させた。

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて開催される「Ronan Bouroullec: On Creative Session」展は、このクリエイティブ・セッションにおける創作の現場を“ドローイング”と“服づくり”という2つの側面から紹介することを試みる。

“ドローイング”のセクションからは、原画やそれを収める映像作品を。“服づくり”のセクションからは技法ごとに分けた試作品や製作工程の映像を展示し、1着の服の発想から形になるまでの発展を追う。さらに、ブルレックがクリエイティブ・セッションについて語る映像も紹介する。

ブルレックの自由なドローイング、そしてデザインチームがブルレックの生き生きとしたドローイングに向き合い、服を作り上げる挑戦とは──。 その全貌が明らかになる。

Ronan Bouroullec: On Creative Session

会期／10月25日（金）～11月24日（日）

会場／21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ ガーデン

開館時間／10:00〜19:00

休館日／火曜日

入場料／無料

https://www.isseymiyake.com/blogs/news/17529

Text: Aya Hasegawa