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全国のおすすめ「秋祭り」歴史や文化を堪能しよう!

  • 2024.9.27

気候がよく過ごしやすい秋は、全国各地で行われる秋祭りに出かけてみるのはいかがえしょう。
秋祭りは地域の歴史や文化を肌で感じられる絶好の機会。おすすめのお祭りと見どころをご紹介します。

街中が祭り一色「名古屋まつり」

開催時期:2024年10月19日・20日
昭和30年にはじまった名古屋まつりは、街中が祭り一色に染まる名古屋のビッグイベント。最大の見どころは、郷土が誇る三英傑「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」が鎧武者などを従えて練り歩く「郷土英傑行列」。このほかにも、市指定文化財の「山車揃(だしぞろえ)」、市文化財の「神楽揃(かぐらぞろえ)」、フラワーカーパレードなどが登場します。

また、多彩な会場行事や、名古屋城・東山動植物園など名古屋市内の観光施設の無料開放も行われます。

京都人の心意気と誇り「時代祭」

開催時期:毎年10月22日
京都三大祭のひとつ。平安神宮の創建と平安遷都1,100年記念祭を奉祝する行事として明治28年に始まりました。約2,000名・約2キロにわたる行列は明治維新からはじまり、次いで江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と8つの時代を20の列で構成する一大行列となっています。

行列に使用する12,000点もの衣裳や祭具は綿密な時代考証をもとに復元された本物で、まさに生きた時代絵巻が繰り広げられます。

きつねの嫁入り行列「稲穂祭」

開催時期:毎年11月3日
山口県下松市・花岡の稲穂祭は五穀豊穣を願うお祭りであり、古くから法静寺で営まれていました。祭りの見どころは、法静寺に伝わるきつねの伝説をもとに考えられた「きつねの嫁入り行列」。総勢600名、1キロにもおよぶきつねのお面をかぶった嫁入り行列が周防花岡駅までを往復します。

新郎新婦役の正体を知るのは住職と髪結いさんのみで、スタッフや地域の人には誰にも明かされません。神秘的で全国的にも珍しいお祭りです。

豪華絢爛な奉納踊「長崎くんち」

開催時期:毎年10月7日~9日
寛永11年から続く長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭。独特でダイナミックな奉納踊(ほうのうおどり)が特徴で、奉納踊は国指定重要無形民俗文化財となっています。

踊りを奉納する町を「踊町(おどりちょう)」と言い、7年に1度出番が回ってきます。異国趣味のものが多く取り入れられ、江戸時代から豪華絢爛な祭礼として評判だったといいます。開催期間中は市内のいたる所でお祭りムードを堪能できます。

(まとめ)
全国の個性豊かな秋祭りは参加しても、見ているだけでも楽しめるものばかり。観光地めぐりやご当地グルメと合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。

構成/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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大人のおしゃれ手帖編集部

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