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身長差カップルあるある!身長差は?メリット・デメリットは?

  • 2024.9.26


身長差カップルの「差」とは、どれくらいなのでしょうか?身長差あるあるやメリット、困ったことなど、リアルな声を20〜30代の男女アンケートで聞きました!また、身長差カップルがうまく付き合うためのポイントについて、心理カウンセラーで恋愛、人間関係、メンタルヘルスのカウンセリングを数多く行っている小日向るり子さんにお聞きしました。

身長差カップルの身長差はどれくらい?

自分たちはカップルとして身長差がある方だと思いますか?



※出典:マクロミルアンケート

「ある方だと思う」と答えたカップルの身長差



※出典:マクロミルアンケート

20〜30代の交際中の男女310人に聞いたアンケート調査では、恋人と身長差があると思うと回答した人は42.6%でした。

身長差があると感じているカップルに、どれくらいの差があるのか聞いてみると、最も多い回答で「15cm前後」となっており、次いで「20cm前後」となりました。15cm以上の開きで身長差を感じやすいようです。


カップルあるある!?身長差にまつわるエピソード



アンケートでは、身長差カップルの「あるある」も聞きました!思わず笑ってしまうものからキュンとするものまで、さまざまなエピソードを紹介します。

「歩きながら話していると目線が合うことが少ないため、つむじに話しかけるみたいになります。しかし声が届かず、よく聞き返されます」(24歳/男性)

「彼の身長が高いため、足も長い。一緒に歩いても歩幅の違いから、どんどん差が開いてしまう」(38歳/女性)

「低い位置に物があるとき、かがむのが面倒なので彼女に取ってもらっている」(24歳/男性)

「彼と私では、家の収納スペースの取り出しやすい高さが合わない」(35歳/女性)

「人混みの中では、近づいても気付いてもらえない(笑)」(32歳/女性)

「同じ傘に入るときに恋人が持ってくれるのですが、大体顔や頭に当たります」(25歳/男性)

「キスをする際に毎回かがむため、腰が痛くなる」(27歳/男性)

「エスカレーターの1段差で、目線がほとんど同じになる」(32歳/男性)

「写真を撮るときに、私の身長に合わせて彼がしゃがんでくれます」(25歳/女性)

回答の多かったあるあるは、視界の違いによる気付きの差やトラブルといったもの。

高い所や低い所にある物を取ってもらえるという良さがある一方で、声が聞き取りづらい、家具などの生活スペースの高さが合わない、歩幅が合わないといった声が聞かれました。


身長差カップルで良かったこと・メリット



身長差のある相手と付き合うことで、どのような良いことがあるのでしょうか。アンケート結果を基に、身長差カップルのメリットを紹介します。

お互いカバーし合える


背が高い、低いというお互いの個性を生かせるところが魅力です。

例えば、背が高い方は人混みで上から見渡すことができたり、背が低い方は足元を見やすかったりします。お互いが見落としがちなポイントをカバーし合える良さがあります。

また、身長が高い恋人に対して「頼りがいがある」「見守られている」「包まれている」などの安心感を抱き、相手も「守ってあげたい」と思うこともあるでしょう。心理的な部分でも、必要とし合うことができます。

■具体的な声
「高い所にある届かない物を、彼が取ってくれるとキュンとする」(32歳/女性)

「守ってくれるような、たくましさを感じる」(28歳/女性)

「恋人を風から守るなど盾になれるので、身長差があって良かった」(38歳/男性)

お互いの違いをいとおしく感じやすい


アンケートでは、身長差によって自分との違いや自分にないものを持っていることを実感したときに、相手を格好良い・可愛いといとおしさが増す傾向にありました。

また、さりげなく歩調を合わせてくれたり、傘の位置を調節してくれたりなど、小さな優しさを大きな感謝として受け取ることができるのは、お互いに違いがあるからこそのメリットです。

■具体的な声
「彼女の上目遣いが可愛い」(35歳/男性)

「座っている状態で目線が近いときと、立っているときの目線では、彼の顔の角度がすごく変わる。ギャップが見えるのが良い」(31歳/女性)


身長差カップルで困ったこと・デメリット



身長差カップルにメリットがある一方で、良いことばかりでもないようです。ここでは、アンケートで挙がった困ったことや不便なことについて見ていきましょう。

首が痛くなる


一緒に歩いているときや会話のとき、目線を合わせるために見下ろしたり見上げたりしなくてはならないため、首が痛くなりがちです。

また、目線が合いづらい、相手の声が聞き取りにくいといった困り事もあります。

■具体的な声
「彼女が顔を上げないと自分の顔が見えないので、つらそうなのが申し訳ない」(20歳/男性)

「彼女を見下ろして話すことになるので、その日のデートが終わったときには、自分の首がかなり凝っている」(24歳/男性)

手を繋ぎづらい


身長差が大きい場合、手を繋ぐときにお互いの腕の位置が合わず、無理な姿勢を取ることになります。

この体勢が長時間続くと、腕や肩に負担がかかり、デートの後には疲れてしまうこともあるでしょう。

■具体的な声
「腕の高さが違うため、手を繋ぎづらい」(22歳/男性)

「手を繋いで外出中、鏡やガラスに映った自分たちの姿を見たときに、少しバランスが悪いと感じた」(21歳/女性)


身長差カップルがうまく付き合うために大切なこと



良いこともあれば、困ったこともある身長差カップル。ここでは、身長差がある相手と上手に付き合っていくためのポイントを解説します。

お互いの違いを楽しむ


身長差があることで、自分が何げなく行っている日常の動作が、相手にとって実は不便だったという気付きがあります。普通に歩いていたけれど相手が小走りになっていた、会話中に何度も聞き返さなくてはいけなかったという場面もあるでしょう。

しかし、お互いに違いがあること自体は仕方がありません。問題なのは、小さな違和感をお互いに我慢してしまうことです。

小さいことだからと思わずに、「少しゆっくり歩いてくれると嬉しい」「小走りになるから、体力的にキツイ」「ちょっと大きめの声で話してもらえると、ありがたい」など、遠慮せずに伝えましょう。

気持ちを伝え合って「お互いさま」と思えることは、カップルが長続きするコツです。

身長差を気にしすぎない


アンケートでは、「彼が高身長でスタイルが良いため、自分のスタイルが気になる」「親子に見えてしまいそう」といった悩みの声も見られました。

大切なのは、自分たちのスタイルや他人の目を気にせず、お互いを受け入れることです。それぞれの特徴を楽しみ、長所を見つけ、褒め合うことでポジティブな気持ちを育てましょう。

付き合う上で重要かを意識する


身長差があることで相手に惹かれることはあるかもしれません。しかし、長く付き合うために重要なのは人間性だったり、波長が合うかどうかだったり、身長差以外の多くの要素が関わっています。

価値観が合うか、信頼できるか、サポートし合えるかなど、一緒に将来を生きたいと思えるかどうかで判断しましょう。


身長差はお互いの個性の一部



身長差がある相手ならではの魅力はありますが、実際に人を好きになっていく過程では、身長は関係ありません。あくまでも個性の一部と捉えて、お互いを尊重し合えるか、支え合えるかなど、本質的な部分を大切にお付き合いしていきましょう。

取材・文/高坂晴奈

【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。一般社団法人 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。恋愛、人間関係、メンタルヘルスなど多くの悩みにカウンセリングを行っている。恋愛や心理系コラムの執筆やメディア出演、監修も多数行っている。2024年4月時点での相談件数は約6000件を超える。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/7/10〜2024/7/11
有効回答数:310人(男性155人、女性155人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)



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