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「古諺」の読み方、わかりますか?「諺」を「ことわざ」と読まないでね【漢字クイズ】

  • 2024.9.26

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「諺」です。

【Q】漢検準1級配当漢字「諺」。「古諺」の3文字の音読みは?

 

 

「古諺」の読み方は?

古と諺から構成されるこの熟語。

それぞれの漢字からイメージをふくらませて考えてみてね。

 

※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典(読み・配当級):『漢検要覧1/準1級対応』(公財)日本漢字能力検定協会

 

 

正解は……

 

「コゲン」です。

 

【漢字解説】

「古諺」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

 

むかしのことわざ。
出典:広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店

 

 

「諺」の解字

形音。言+彥(音)。音符の彥(ゲン)は、化粧するの意味。人生を美しく飾る教訓を含んだことわざの意味を表す。
出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

Shutterstock

 

 

みなさんが心に留めている諺(ことわざ)はありますか?

本記事の最後に、覚えておきたい5つの諺を紹介します。

 

・悪事千里を走る

悪い行いはたちまちのうちに知れ渡るということ。
出典:大修館書店 明鏡ことわざ 成句使い方辞典 電子辞書版

 

・雨垂れ石を穿つ

雨垂れが長い間には石にも穴をあけてしまうように、非力(ひりき)でも根気よく続ければ必ず成功するということ。
出典:大修館書店 明鏡ことわざ 成句使い方辞典 電子辞書版

 

・医者の不養生

人には健康を説く医者が、自分の健康には注意しないということ。一般に、立派な理屈を言いながら、実行の伴わないことにもいう。
出典:大修館書店 明鏡ことわざ 成句使い方辞典 電子辞書版

 

・息の臭きは主知らず

自分の吐く息の臭さには無頓着であるということから、自分の欠点や極悪さは自覚されないものだということ。
出典:大修館書店 明鏡ことわざ 成句使い方辞典 電子辞書版

 

・鵜の真似をする烏

能力もないのに、いたずらに人まねをすると失敗するというたとえ。
出典:大修館書店 明鏡ことわざ 成句使い方辞典 電子辞書版

 

諺は長く言い伝えられているだけあって、私たちの心に留まるものが多いですね。

 

 

※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)

 

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