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【漫画】ある日、自分が事件の容疑者に…警察からの1本の電話からはじまる緊張の作者実体験に「読んでてハラハラしてしまった」「自分も気をつけよう」と反響

  • 2024.9.26
『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』が話題! 画像提供/まるみやさん
『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』が話題! 画像提供/まるみやさん

【漫画】まさか自分が詐欺被害に!?作者が明かす驚きの実話に「最後までみんな読んでほしい」「怖いな」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、まるみやさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。」だ。9月24日時点で2600以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のまるみやさんに制作の背景を伺った。

驚きの作者実体験!警察から1本の電話が…

『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』(4/16) 画像提供/まるみやさん
『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』(4/16) 画像提供/まるみやさん

今作は、作者のまるみやさん本人が体験した実話である。

ある日、まるみやさんの元に1本の電話がかかってくる。その相手は警察だった。

そこで告げられたのは「実はいま私どもはあなたを容疑者として捜査しています」という驚きの事実。全く身に覚えのないまるみやさんは慌てるが、とある詐欺グループが資金洗浄に利用した多数の銀行口座の中にまるみやさんの口座があったという。

グループ内にはまだ逃走者がおり、まるみやさんが容疑者の1人になっているという説明だった。

必死にそんな口座は知らないとまるみやさんは伝えるが信じてもらえず…。

警察署に出頭してほしいと言われてしまったのだ。

今作は、まるみやさん本人が実際に体験したことだからこそ、リアリティのある内容になっている。

読んで考えさせられた人や勉強になったという人も多いだろう。

実際に漫画を読んだ人達からは「ドキドキしながら読みました」「自分も気をつけよう」「怖いなぁ」「最後までみんな読んでほしい」「読んでてハラハラしてしまった」と、いった声があがっている。また、実際に同じような手口で電話がかかってきた経験があるという声も多くあがっていた。

今回は、作者・まるみやさんに『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』の制作について話を伺った。

作者・まるみやさんの創作背景とこだわり

『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』(5/16) 画像提供/まるみやさん
『一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。』(5/16) 画像提供/まるみやさん

――「一本の電話で人生が終わったかもと思わされた話。」 はmarumiyaさんが体験された実話とのことですが、漫画にしようと思ったきっかけや理由があればお教えください。

私は詐欺の対応をしたのが今回が初めてで非常にキツイ体験をしましたので、一人でも被害者を減らしたいと思い、詐欺対応をしたその日に家に帰ってからすぐに描き始めました。

――今作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?

漫画の途中やタイトルであえてこれが詐欺被害の対応だと分からないようにする事で、読者の方に実際に被害に合う感覚を味わって頂けるような内容にしました。

また最後の4ページでは実際にかかって来た時に違和感として意識できるだろうポイントを描きましたので、ぜひご家族にも見せて頂き、被害に合わないようにして頂きたいです。

――実際に体験したまるみやさんが読者に1番伝えたいこと、メッセージなどございましたらお教えください。

これまで「自分は絶対詐欺には引っかからない」と絶対の自信をもって生きてきましたが、今回の件で完全にその自信は崩壊しました。

相手は頭の良い詐欺のプロ集団であるということを改めて意識し、みなさんも十分に気を付けて頂きたいです。

――今作はたくさんの読者さんから反響があったかと思いますが、読者さんからのコメントで特に印象に残っているものなどありますでしょうか?

「読んでいてハラハラした」「ドキドキしながら読んだ」というコメントがあり、そういう風に描いたので本当に嬉しかったです。

――まるみやさんの今後の展望や目標をお教えください。

私はフリーランスのイラストレーターとして活動しており、主に児童書関連の出版物やキャラクターデザイン、漫画、アニメーション制作等を手掛けておりますが、まだまだ認知度は低いので、より多くの皆様に認知して頂き多くの方のお役に立てる作家を目指していきたいと思います。

目標はいつか個人での個展をやってみたいですね。

――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

いつも応援して頂きありがとうございます。これからも色んな事に挑戦していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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