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「ごめんね」で済ませてない?子どもがお友だちにケガさせてしまった…やりがちNGを保育士が解説!

  • 2024.9.26

保育士の中田馨さんが、外遊びの際にありがちなトラブルについて教えてくれました。秋になると外遊びの機会も増えますよね。外遊びをするときにトラブルなく安心して子どもが遊べるように、ぜひ一度確認してみてくださいね。

こんにちは! 保育士の中田馨です。秋になり、涼しくなってくると公園などで外遊びをする機会も増えると思います。

今回は、楽しく外遊びをするためにも知っておきたいことをご紹介します。

お友だちにケガをさせてしまった場合は?

外遊びをしていて、お友だちにケガをさせてしまった……ということもあるかもしれません。私も息子が小学生のときに2回ほどありました。わざとではなくても、相手にケガをさせてしまったのですから誠意をもって対応します。親子で謝ることは当然のことですが、病院に行く必要があるのかどうか? を確認しましょう。また、帰宅後に何かあってはいけないので、こちらの連絡先を知らせておくとよいでしょう。

息子の場合、相手が急いでいたようで、「大丈夫」と言って自転車で走って行ってしまいました。私は不安だったので、その足で念のため交番に行って「もし、こういう方が来たら連絡をください」と事情を話したこともありました。

そのときにできる対応をしておくと後悔がないと思いますよ。

小学生が公園にいた場合は?

春休みに保育所の子どもたちを連れて公園へ行ったときのこと。私たちが砂遊びをしていると、自転車を走らせていた小学生が滑って真横に転んできて、危機一髪だったことがありました。小学生の子どもたちが公園にいる場合、やはり動きの大きさや遊びが違いますので、お子さんの遊びに少し配慮が必要ですね。

小学生がいる時間帯に公園に行かないという選択肢もありますが、例えば、小学生が鬼ごっこを始めた場合には追いかけっこをして、お子さんの近くを走りまわることもあると思います。小学生にも、小さい子どもが公園で遊んでいることを知らせたいものです。

ただ、「危ない!」と注意するだけでは、小学生に伝わりにくいかもしれません。「小さい子が砂遊びしているから、ここで走ると危ないの。少し離れて鬼ごっこしてもらえるとうれしいな」など、危ない理由としてほしいことを伝えれば、子どもたちはルールを作り直して遊んでくれるはずです!

外遊びは、子どもも大人もリフレッシュできる遊びでもあります。少しのルールと大人のかんたんな配慮で、外遊びを楽しんでくださいね。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

ベビーカレンダー編集部

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