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“一升瓶”でこんなにはしゃげる!老舗酒蔵×子どもの遊び場がすごかった!唯一無二の新スポット【渕上パパが行く、公園ブラボー#20】

  • 2024.9.25

5歳と1歳の2児の息子の父であるHBCアナウンサー・渕上紘行が、北海道内の公園や遊び場を巡る連載「公園ブラボー!」。

子育て世代におすすめの遊び場情報 を、自称“公園ハンター”がご紹介します。

子育てに奮闘中の私が出会う、思わず 「ブラボー!」 と叫びたくなる遊び場を、独自の目線で、厳選してご紹介していきます。
まさに公園を“ハント”していく気分でお読みくださいね!

今回訪れたのは「OTOKOYAMA SAKE PARK」(旭川市)

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北海道第2の都市、旭川市にある老舗日本酒メーカー「男山」。

2024年9月、酒蔵全体を「OTOKOYAMA SAKE PARK」としてリニューアルオープンしました!

何やら見たこともないかたちのすべり台ができたということで、オープンまもなく賑わう中、札幌から日帰りで遊びに行ってきました!

酒蔵で子どもが遊べる…?
そこには、男山ブランドならではの魅力がたっぷりつまった、ブラボーな公園がありました!

ブラボーポイント①遊具やおもちゃにまで日本酒が!

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提供 男山株式会社

「OTOKOYAMA SAKE PARK」という公園施設としてリニューアルオープンしたのは、もともと酒蔵の前にあった日本庭園。

長く親しまれてきた庭園が、子どもたちが楽しめる公園に変身したんです!

上から見ると「おちょこ」のような円を描いた園路がある、その名も「おちょこ広場」です。

シンボル遊具!滑り台が「一升瓶」

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真っ先に目に飛び込んでくるのが、横たわる巨大な一升瓶型のすべり台。

全長12m、高さ3m。一升瓶の約30倍という、広場のシンボル遊具です。

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瓶の口から上って入り込めば、ローラー型のすべり台が現れます。

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斜面はなだらかですが、ローラーの滑りがよく、思った以上にスピードが出ます。
瓶に詰められ流れていく日本酒にでもなった気分でしょうか。

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一升瓶の底側から見ると、上部にはネットが張られていて、外側から登って入ることができます。

実は屋根裏部屋のような隠れ家で遊ぶ、“アスレチック型遊具”でもあるのです。

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こんなユニークなデザインは世界中探しても、ここにしかないのでは!?
ブラボー!

芝に埋め込まれているのは…?

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こちらは土管(?)が埋め込まれています。
ドラえもんに出てくる空き地のよう。

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よく見ると、日本酒を貯蔵するタンクでした!さすが日本酒メーカー。
冬場でもオープンしている予定ということで、雪が積もったら、ちょっとした“かまくら”のようになりそうですね。

屋内エリアも一升瓶がいっぱい!

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「おちょこ広場」の隣には、屋内キッズエリアもあります。
壁一面の黒板や絵本などが楽しめるこちらでも、日本酒にちなんだおもちゃを発見!

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輪投げのピンは一升瓶。
“男山”のラベルが張られた、精巧に作られた“木製”の一升瓶です!

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割れる心配はありませんね。オシャレで温もりのあるデザインは個人的に大ブラボー!!自宅に飾りたい!

酒樽のような容器には、“げんまい”などと書かれたお米型のクッションがたくさん入っています。

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長男は中に入ってごえもんぶろのよう。子どもって狭いところが好きですよね。

男山のラベルがほどこされた一升瓶型ロングクッションもほしい~!

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次男は仰向けになってゴロゴロしています。よっぱらっていませんよ(笑)

こうして日本酒を身近に感じる遊具で遊んでいると、ついに長男はこんなことを!

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輪投げ用の木製一升瓶を、横たわりながら飲むしぐさ。
そしてクッションの飲み口に、口を近づけるしぐさまで…。

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教えたわけでもないのに!えっ、私は家でしていませんよ!(笑)

本物の日本酒を飲めるようになるのは、もちろんまだまだ先ですが、長男は、確実に一升瓶ファンになったようです。

ブラボーポイント②なつかしさと新しさが融合する調和のとれたデザイン

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「おちょこ広場」は前庭の日本庭園がリニューアルして作られたわけですが、池や藤棚など、庭園の一部を残しながら、大人だけでなく子どもたちが集える公園へと生まれ変わりました。

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実は、長男がおちょこ広場に来てまず足を止めたのは、池の大きなコイ。
じっと眺めていました。

毎日の餌の量は決まっていますが、タイミングが合えばコイの餌やりもできるそうです。(1回10円)

池には飛び石が設置されているので、飛び越えるだけでスリルを味わえるあそび場となりますね。(くれぐれも落ちないようにしてくださいね)

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旧庭園の名残を感じる一方で、組み合わせ自由で持ち運べる「移動式ブロック遊具」やクッション性があるオブジェなど、オシャレなデザインの小型遊具でも楽しむことができます。

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まるで現代アートのよう。

古き良き日本庭園を残しながら、先進的な遊び方もできる公園設計にブラボーならぬ脱帽です!

ブラボーポイント③あそび疲れたら仕込み水のドリンクで一息

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屋内キッズエリアのある建物にはカフェもあり、男山の仕込み水を使ったノンアルコールメニューが楽しめます!

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オススメは、ライスラテ(450円)!

男山特製の超甘口の復古酒を煮詰めて、アルコールを飛ばしたシロップを、牛乳で割ったドリンク。

カラメルのようなシロップは甘酒のよう。でもわずかに酸味も残る!
牛乳と混ぜると、よりマイルドになりやさしい風味が楽しめます。

正真正銘、お米だけで作った、ノンシュガー・ノンカフェインという「ライス」ラテは、ここでしか飲めない逸品です!ブラボー!

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子どもたちに大人気の飲みものは特製カルピス!自分で“仕込み水”を入れて割り、完成です!
一層おいしく感じるよう、遊び心が詰まっています。

その他にも、仕込み水で淹れたコーヒーやお茶、“仕込み水かき氷”も!
人気商品につき、売り切れていたらゴメンナサイ。

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もちろん有料&無料の日本酒試飲コーナーもあります。

子どもたちが走り回る酒蔵…男山の「本気度」

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子どもたちを中心に、たくさんの笑顔があふれる「OTOKOYAMA SAKE PARK」。
仕掛け人の山崎五良取締役にお話を伺いました。

「今までほとんど見かけなかった子どもたちがたくさんいるのには、連日驚いています。おそらく子どもたちがこんなに走り回る酒蔵って日本中でもないと思いますよ」

もともとは、バスツアーで訪れたアルコールが苦手な人や子どもたちが、つまらなそうにしている姿を見て、「なんとか楽しい空間に変えてあげたい!」と思ったのがきっかけだそうです。

従来の日本酒を作るメーカーから、「水」と「醸造技術」を活かした総合飲料メーカーへと移行する「男山」。
今後は、日本酒以外の飲料の販売にもチャレンジしていくそうです。

男山ブランドが誕生して350年、日本酒という伝統を大切に守りつつ、日本酒で培った技術をより多くの人に知って味わってもらいたい。
未来を見据えた、男山の本気度が形となって現れた公園でした。

今まで以上に多くの人たちが立ち寄る、旭川の名所になることは間違いなしです!

“公園ハンター・渕上”のブラボーチェック(最大5つ星)

こどもあそび度 ★★★★★
パパママ充実度 ★★★★★
おすすめ年齢 0歳~

OTOKOYAMA SAKE PARK
住所 〒079-8412 旭川市永山2条7丁目1-33
電話 0166-76-5548

・入園料無料 予約不要

・営業時間 9時~17時 (カフェと試飲は16時30分まで)

・休園日 年末年始(12/31、1/1〜3)

・無料駐車場あり(50台)

・仕込み水の水くみ場あり(1グループ1回20Lまで。9時~17時)

・はっぴを着て自由に写真撮影可

・酒造り資料館あり(無料)

【参考】 公式HP https://sake-park.otokoyama.com/

***
HBCアナウンサー 渕上紘行(ふちかみひろゆき)

テレビ「ブラボーファイターズ」「今日ドキッ!」やラジオ「ガンちゃんの世界一面白いプロ野球の番組」「鶴岡慎也の焚き火トーーク」など北海道日本ハムファイターズに関する番組を中心に、野球・サッカー・スキージャンプ・バスケ・高校ラグビー・ゴルフとHBCのスポーツ中継全般に携わる。入社21年目、神戸市出身。Instagramも更新中!

編集|Sitakke編集部あい

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