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既婚者の社長秘書に騙されました… 知らないうちに不倫へ足を踏み入れていた「20代女性の逆襲」

  • 2024.9.25

莉乃さん(仮名・29歳)は、以前友人と飲みに出かけた先で著名な社長に遭遇。写真を撮ってもらおうとしたところ、秘書に冷たく阻まれてしまいました。その後、店を移したところで別の男性と一緒にいるその秘書を発見。写真の件で謝罪を受け、4人で飲むことになったそう。秘書の名は、斎藤さん(仮名)。流れで彼とホテルに行ってしまいますが、その後急いで帰る様子を見て、既婚者なのではと疑いを持つように…。その後一体どうなったのでしょうか。

社長秘書と交際スタート

「斎藤さんとホテルに行った翌日、“今日も会えない?”と連絡が来て、交際してほしいと告白されました。彼は既婚者なのではないかという疑惑がありましたが、証拠があるわけではないし、すでに斎藤さんのことが好きになっていた私は、彼の告白を受けたんです。でもその後も、斎藤さんとはあまり連絡が取れませんでした。忙しいから仕方ないと思いましたが、夜もなんです。付き合いが多いらしく、毎日のように出かけているようでした。
かと思いきや、“仕事が早く終わったから今から会えない?”と急に呼び出しを食らうことも。かなり振り回され、都合よく扱われている印象を受けました。そこで意を決して、斎藤さんに結婚をしているかハッキリ聞いてみたところ、“いない”と斎藤さんはあくまで独身を主張しました」

トーク番組をきっかけに強まる疑惑

「ある日、斎藤さんの社長がトーク番組に出演していたんです。部下との関係性にまつわるエピソードを話していたのですが、その中で、『秘書の妻が誕生日のときにプレゼントを一緒に選んだ』と。やっぱり結婚してるじゃん…と思った私は再度斎藤さんに尋ねましたが、“それは俺じゃない”とバッサリ。“秘書は何人かいる”と否定されてしまいました」

ついにつかんだ証拠

「それでも不信感が拭えずにいた私は、斎藤さんと出会ったときに一緒に飲んでいた友人に連絡をしてみたんです。すると友人が“こんなのを見つけた”と、ある女性のSNSのアカウントを教えてくれました。遡ってみると、結婚式の写真が投稿されていたのですが、その相手がなんと斎藤さんだったんです。
斎藤さんの写っているものは1枚しかありませんでしたが、少なくとも以前に結婚していたことは間違いありません。詳細を聞くために斎藤さんに連絡しましたが、それからまったく返信がなくなってしまいました」

イベントに突撃

「このまま引き下がれないと思った私は、ある計画を実行。斎藤さんの会社の社長が業界のとあるイベントに出演する情報をつかみました。私も過去のコネをつかって、そのイベントに出席することに。
現場にはやはり、斎藤さんの姿がありました。私が声をかけると、大きく目を見開いて驚いていましたね。そして、“今は無理だからあとで必ず連絡する”と約束させました。その後、電話で謝罪を受けましたが、“なんでもするから妻には言わないで欲しい”“会社にも迷惑がかかるから”と都合のいい言葉を並べていました。怒りがおさまらなかった私は後日、妻のSNSに不倫の事実を告げるDMを送りました。
それ以来、斎藤さんとは連絡を取っていません。ただ、妻のSNSの更新がそこでピタッと止まっていたので、何かあったのは確かでしょう」

独身を装って近づく既婚者もいます。今回の事例はかなり特殊といえますが、少しでも相手に怪しい様子があれば、自分の身を守るためにも慎重に行動すべきと言えるでしょう。
©七海 磯部/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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