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飲み屋で出会った社長秘書とホテルへ…「不倫かもしれない」と後悔した20代女性の告白【前編】

  • 2024.9.25

飲み会などで良い出会いに恵まれることもあると思います。ときには、相手の男性と深い関係になることもあるでしょう。しかしその相手が既婚者かもしれない、という予感がしたとき、あなたは一体どうしますか…? 莉乃さん(仮名・29歳)も以前にそんな経験をした女性のひとり。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。

居酒屋で有名人を発見

「学生時代から付き合いのある女友だちと飲みに行ったときのことです。間接照明の灯った、雰囲気のいいある居酒屋に入りました。
それほど広さはなく、店内の様子がだいたい目に入るぐらい。すると奥に、見たことのある顔がありました。たまにメディアで見る、社長業をしている業界人でした。発見した私たちはテンションが上がり、“写真を撮ってもらおう”と立ち上がったんですね。
しかし、テーブルに近付いたところで、彼の向かいに座っている男性が立ちはだかりました。“プライベートなので”と冷たく言い放ち、私たちを阻止してきたんです」

二軒目で男性と再会

「その男性はおそらく秘書で、しばらくして店を出ていきました。頭ごなしに嫌な態度をとられたことに不満を持った私たちは、“ああいう人がいるからイメージが悪くなる”と、文句を言い合っていました。その後私たちも店を出て飲み直そうという話になり、近くのバーに入ることに。
すると、さっきの秘書らしき人物も同じ店に。もうひとり男性がいましたが、社長ではない違う人物でした。私たちがチラチラ見ていると、視線に気づいた男性が近づいてきたんです」

男性の思いがけない発言に…

「何を言われるのかと思いましたが、男性はなんと“さっきは申し訳ありませんでした”と謝罪の言葉を口にしました。“社長の手前、ああ対応するしかなかった”と。男性はやはり秘書とのことでした。名前は、斎藤さん(仮名)。もうひとりの男性も同業者で、流れで4人で飲むことになりました。
実は私と友人は、昔ちょっとだけ同じ業界で仕事をしていたこともあり、話が盛り上がりました。斎藤さんたちからもたくさん話を聞くことができ、思いがけない楽しい時間となりました。そして、夜も遅くなり、これからどうするという話に…」

自然な流れでホテルへ

「2人ずつに分かれようという話になり、私は斎藤さんとペアに。店を出ると、自然な流れでホテルに向かいました。
関係を持った後、斎藤さんはベッド脇でスマホを見つめて険しい表情を浮かべていました。どうしたのかと尋ねると、“一件仕事が入ってしまった”と。“今から行かないといけない”ということで、“ゆっくりして行って”と私だけホテルに残されることに…。
なんとなく、仕事の連絡ではないのではないかと直感的に思いました。それまでのちょっとした会話や仕草を思い返し、斎藤さんは既婚者なのではないかと…。すでに斎藤さんのことを本気で好きになりそうだった私は、知らないうちに不倫に足を踏み入れてしまったのではないかと怖くなりましたね」

飲み会や飲食店で運命的な出会いをすることもあるでしょう。しかし、相手の素性がわからないまま深い関係になってしまうのは危険。後悔する前に、一度冷静になることが大切ですね。
©buritora/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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