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「本日完全寛解を迎えました!」競泳・池江璃花子が白血病からの改善を報告 発症後も2度の五輪出場「今でもとても長い5年間」

  • 2024.9.26
競泳の池江璃花子(C)Getty Images
SPREAD : 競泳の池江璃花子(C)Getty Images

競泳池江璃花子が25日、自身のインスタグラムを更新。急性リンパ性白血病が完全寛解を迎えたことを公表した。

■2019年2月に公表

池江は2019年1月にオーストラリアで合宿中に体調不良のため帰国。翌2月12日に自身のX(当時ツイッター)で急性リンパ性白血病であることを公表した。その後休養を余儀なくされながらも復帰し、東京五輪では400mリレーなど3種目に出場し、今夏のパリ大会でも3種目に出場していた。
「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と切り出した池江は、「退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです」と振り返りながら、「今でもとても長い5年間だったなと感じています。そしてそんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常に嬉しく思います」と2度の大舞台を経験したこの期間について言及している。
今後に向けては「競技では、泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、虚しさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います」とつづり、これからも続く競泳選手としての競技人生に対して意気込んだ。

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