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コロナ禍のフランスで体調不良になった私→病院に行くとまさかの光景が広がっていた【フランスは今日も平常運転(8)】

  • 2024.9.25

<コロナ禍のフランスで体調不良になった私→病院に行くとまさかの光景が広がっていた>フランスは今日も平常運転[#8]

私がフランス留学中、とても困ったのが突然の体調不良でした。(フランスに限らず海外ではどこでも困ると思いますが)

しかもその時は、ちょうど世界的にコロナが話題になり始めたタイミングで、誰もが体の異変に敏感になっていた頃です。
体調不良の原因がコロナかどうか素人には判断できず、ルームメイトのためにも安心材料がほしいと思い、医者へ行くことを決意しました。

しかし、フランスの医者は電話予約が鉄則!
ただでさえ体調が悪いのに電話口にフランス語で症状を伝え、予約を取るなんて体調が万全でも尻込みします。

そんな私を助けてくれたのが、オンライン上で医者を検索し、予約までできる「doctolib」というサービスでした。
登録に電話番号は必須ですが、アプリ版でもブラウザ版でも利用できてとっても便利。

表示はすべてフランス語ですが、どうしてもわからない部分はGoogle翻訳が使えるため話すより断然ハードルが低く、地図から診療所を選べるのは、土地勘がない時や遠出したくない体調不良時には嬉しい機能です。

「英語OK」そして「家の近く」という条件で検索をかけ、評価の高い先生に決めて予約をしました。

当日、メールで送られてきた住所をGoogleマップに入れて向かったものの、受付すらない診療所には誰もおらず、入口には「予約者は中に入って座って待つように」という張り紙が一つ。。

一抹の不安がよぎったもののいざ診察室に入ってみると、私が言葉に不自由だと理解した上で、フランス語と英語を交え丁寧に診察してくれる優しい先生でした。

あの時、その先生からもらった言葉は、今でも鮮明に覚えています。
「異国での生活はストレスで体調を崩すケースが多いから、無理せず今は休みなさい。心と体を整えてこそ、フランスを思い切り楽しめると思うよ。」

日本では健康だった人も、海外でも健康が続くとは限りません。
体調不良になってからでは体も頭も思うように動かないことを頭に入れ、事前に対策が必要だと実感した経験でした。

次回、フランスの街で遭遇してしまったレベルが違いすぎるデモについてのお話は下の関連記事からチェック!

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