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61歳パートの私にオーナー息子「婆さんは邪魔!」翌日、両親からある事実を聞かされて真っ青に

  • 2024.9.26

61歳になる私。夫と2人暮らしですが、近くには娘夫婦と孫が暮らしています。その孫が幼稚園に入ったのを機に、コンビニでパートをすることに。隠居生活をするにはまだまだ元気もあり余っているので張り切っていたのですが、そのコンビニのオーナー家族がとても厄介だったのです。

家族経営のコンビニで

私がパートを始めたコンビニは、家族経営のフランチャイズ店。しかし、オーナー夫婦もその息子も、かなりのくせ者です。いつもやる気がなく、仕事をせずお店のバックヤードでだらだらしてばかり。人の話も聞かず、何を言っても「この辺りはうちしかコンビニがないから、何にもしなくても客は来る」とふんぞり返っています。

おまけに、自分たちはオーナーだとやたら偉そうな態度を取るのです。事あるごとに陰でお客様や配送担当者などをバカにし、バイトさんたちに嫌がらせをしてばかり。私のことも「バアさん」呼ばわりで、店内の雰囲気はいつも最悪でした。

以前からクレームも届いていたようで、バイトさんたちも困り果てていたのです。あまりの横暴さに我慢できなくなった私は、少しでも状況が改善されればと願って、ひと言物申すことにしたのですが……。

あり得ない事態に

ついに私は、お客のいない時間帯を見計らってオーナーたちに直談判しました。「ハッキリ言わせていただきます! しっかり仕事をなさってください。業務をないがしろにし、周りを見下すような態度ばかりで、いずれ本社にバレますよ?」

ところが彼らはあっけらかんと開き直っています。「本社にバレるわけがない。あいつら、年に数回しか来やしないし、防犯カメラの録画をちょろっと見るだけじゃん」と言って聞く耳を持ちません。

さらにその日の午後……。事件は起きました。

私が「歯向かった」のが気に入らなかったのでしょう。オーナーの息子が「年寄りがイキがって、ブーブー言ってんじゃねぇよ。バアさんは邪魔だ、来なきゃいいのに」と愚痴りながら、座って商品の陳列をしていた私の背中に足を乗せようとしてきたのです!

気配を察して間一髪でよけた私は、さすがに身の危険を感じ、反省の色も見せないドラ息子に「そこまで言うなら辞めさせていただきます」と宣言して退社しました。

実は私…

翌日、制服を返却しにコンビニへ向かった私。ちなみに夫も一緒です。2人でバックヤードに顔を出し、「制服を返しに来ました」とあいさつをすると、相変わらずぐうたらお菓子を食べて誰かの悪口を言っていたオーナー夫婦はギョッとした様子で立ち上がりました。

その目線の先には私の夫。訳がわからない様子のオーナー息子に、両親は慌てて説明していました。「このコンビニチェーンの本社社長様だ……!」

「ああ、こちら夫です。言っていませんでした? それともババアのたわ言は聞くにも値しない? 私は夫に、この店舗の多々ある問題点をきっちり報告しました。昨日あなたが私の背中に足を乗せようとした件も、暴言もすべてね。バイトさんや取引業者さんからの証言もある。クレームだって増えている。改善する気がないようなので、フランチャイズ契約は解除せざるを得ませんね」

こうして、本社で経営陣と協議した結果、横暴オーナー一家は解雇処分に。そして、正当な試験や面接を経て、なんと私の娘がこの店の新オーナーに着任することとなりました。私はといえば専業主婦に戻り、孫の世話に精を出しています。娘を過大評価するわけではありませんが、このコンビニが、地域でも明るくて入店しやすいステキな店舗になることを信じています。

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傍若無人なオーナー夫婦にろくでなしのドラ息子。最後はしっかり成敗できて、スカッとしましたね!

【取材時期:2024年7月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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