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『虎に翼』“よね”土居志央梨、歴史を塗り替える判決に感動 ネットも歓喜「判決文を聴いて号泣」

  • 2024.9.25
連続テレビ小説『虎に翼』第128回より (C)NHK width=
連続テレビ小説『虎に翼』第128回より (C)NHK

伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の最終週「虎に翼」(第128回)が25日に放送され、歴史を塗り替える判決が言い渡され、思わず涙ぐむよね(土居志央梨)の姿が映し出されると、ネット上には「グッとくる」「胸熱」「判決文を聴いて号泣」などの声が相次いだ。

【写真】懐かしい面々に囲まれる寅子(伊藤沙莉) 明日の『虎に翼』場面カット

いよいよ尊属殺人罪をめぐる美位子(石橋菜津美)の事件の判決が出されようとしていた。その直前、寅子がよね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ねると、美位子は涙ながらに複雑な胸中を打ち明ける。

長年、父親からの支配と苛烈な暴力に晒され続けた美位子。自らの手で父親を死に至らしめた美位子が「服役した方が気が楽なんじゃないかってずっと考えて…」と語ると、寅子は「何かしらの罪を償いたいと思うことは、あなたの尊厳をすべて奪って何度もあなたの心を殺してきた相手を肯定してしまいかねない」と励ます。

そして最高裁大法廷。最高裁判所長官の桂場(松山ケンイチ)は「原判決を破棄する」と告げて美位子に懲役2年6月、執行猶予3年を言い渡す。続けて桂場は、尊属殺に関する刑法200条は普通殺に関する法定刑に比べて“著しく差別的”と説明し「憲法14条1項に違反して無効である」と明言する。

昭和25年の合憲判決から23年の時を経て、歴史を塗り替える判決を勝ちとったよねと轟。轟が静かに喜びを噛みしめ、よねが瞳いっぱいに涙を溜める様子が映し出されると、ネット上には「よねさんの感極まった表情にグッとくる」「よねさんがやり遂げた。瞳いっぱいの涙にもらい泣き」といった反響や「こうして歴史は変わって行くのだなぁ胸熱」「判決文を聴いて号泣するの人生で初めてだよ…」などのコメントが集まっていた。

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