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誰でもできる!月1万円の投資額から初めて、30年後に「1628万円」を目指す運用方法

  • 2024.9.25

たかが1万円、されど1万円……。NISA制度で毎月1万円の投資を続けた場合、思っている以上の成果がでる。若いときにまずは1万円から始めれば、1000万円を貯めるのも決して夢ではない。

■NISAを早く始めて、「複利の効果」と「非課税効果」を味方に

投資において誰にでも簡単にできることは、時間を味方につけることだ。

長期投資でつみたての効果は大きい。運用で得た利益を再投資することで、利益が利益を雪だるま式に生み出し、資産を増やす「複利の効果」を享受できる。

配当金や値上がり益にも利益が付くから、期間が長いほど効果が大きくなる。投資を始めることは誰にでもできる。若い人こそ投資を早く始めるほうがいいわけだ。

そしてNISAを使えば、配当や値上げが利益に対する約20%の税金が非課税になるため、期間が長くなればなるほど投資のパフォーマンスの差が広がる。

積立投資枠で毎月一定金額を購入するドルコスト平均法(購入価格が高いときは少ない口数、安い時には多い口数を買うことで購入価格を安定する投資法)を用いながら、価格変動リスクを分散して利益を狙いたい。

■月1万円の投資額から初めて、30年後に「1628万円」を目指す運用を紹介

月1万円なら元本は年間12万円、10年で120万円。これを年利回り5%の複利でつみたてると、10年後には155万円になる。

【条件別の運用シミュレーション(運用年数 10年)】
毎月の積立額 利回り 資産額(投資元本、リターン)

・ケース1 1万円・5% 155万円(120万円、35万円)
・ケース2 1万円・7% 173万円(120万円、53万円)
・ケース3 3万円・5% 466万円(360万円、106万円)
・ケース4 3万円・7% 519万円(360万円、159万円)

上記は積立額と利回りの条件別に10年後の投資額を算出した。

ここからさらに、ケース1で貯まった資産「155万円」をベースに、次の10年で月3万円積立、利回り5%で運用すると複利の効果で「715万円」になる。これは単純合計「621万円(155万+466万円)」をはるかに上回る金額だ。

さらに次の10年間で、月3万円積立、利回り5%で運用すると「1628万円」になる。今30歳なら60歳にはこれだけの資産が作れることになる。

■「利回り5%」は現実的なシミュレーション 複利の効果で雪だるま式に資産を増やそう

シミュレーションだろうと思うかもしれないが、米国株、日本株の代表的指数を見る限り、現実感のある結果だ。

米国のインデックス型のETFでS&P500指数連動で一番資産残高の多いステート・ストリート社のSPDR S&P500 ETF (SPY)」の場合、過去10年のリターンは16.0%、過去20年が11.6%だ。

TOPIXに連動する国内のインデックス型ETFで一番残高が多いNEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投資信託 (1306)過去10年間リターンは10.2%、過去20年は6.5%だ。

平均5%や7%という運用成績は決して夢ではない。もし10%のリターンなら月1万円つみたてを10年続けると205万円(+85万円)になる。

「1万円だと全然資産が増えない」と言わず、まずは行動しよう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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