「絶対に効率が上がるよ！」「腱鞘炎にもなりにくい！」少数派だけど熱烈な「トラックボールマウス」愛用者たちの主張

パソコン作業に欠かせない入力デバイスとして、長年にわたり主流だった「マウス」。その中で、新たに熱烈なファンを獲得しているのが「トラックボールマウス」です。マウス自体を動かしてカーソルを移動させる標準的なマウスとは違い、親指のあたりについたボールを転がすことでカーソルを移動させるトラックボールマウス。一体どのような点で支持を集めているのでしょうか。SNSの声を探ってみました。

細かい操作も「慣れたら全然余裕！」

トラックボールマウスの人気が上がってきた一方で、まだまだ一般的なマウス派が大半を占めるため、職場などでトラックボール派を見かけることは少ないのではないでしょうか。しかし、そんな中でも「トラックボールの方が絶対に効率が上がるよ！」「トラックボールだと作業がはかどるよね」という意見がみられます。

トラックボールマウスの最大のメリットとして挙げられるのが、マウス本体を動かさなくてもいいこと。「動かす必要がないから、狭いデスクでもノーストレスで使える」「手首を動かさないので作業が圧倒的にラク。腱鞘（けんしょう）炎にもなりにくい！」「普通のマウスだと、意外と肩とか腕に力が入る。トラックボールにしたらだいぶ体がラクになった」などの推しポイントが上がっていました。

他にも「普通のマウスだと、手を離したときやちょっとぶつかったときにカーソルがずれるのがストレス」といった意見も。“マウス本体を動かさなくていい”というメリットはかなり大きいようで、カフェなどの出先でよく作業する人からも、省スペースで使用できるところが好評のようです。

一方で、普通のマウス派からは「好みによるけど、トラックボールは細かい表とかを使った作業のときに操作しにくい」という意見があるように、トラックボールマウスには細かい操作がしづらい面があるよう。これにも、トラックボール派からは「慣れたら細かい操作でも全然余裕！」との声がありますが、慣れる前に諦めてしまう人が多いようです。

また、トラックボールマウスは省スペースで使えるというメリットはありますが、本体に重さがあるので、持ち運びにはあまり向いていないというデメリットも。加えて、昔のマウスと同じく本体にボールが付いているので、ボールと本体の間にほこりがたまりやすく、定期的なメンテナンスが必要になる点もデメリットといえそうです。

標準的なマウスから抜け出してトラックボールマウスに慣れるのはなかなか難しいですが、作業効率が上がるのは見逃せないメリットですよね。気になる人は一度試してみるのもアリかもしれません。

あなたが普段愛用しているマウスは、どのタイプですか？

オトナンサー編集部