バンスを使える“正しい構え”はどっち？実はハンドファーストはNG…？

バンスを使って打つ際に、どのようなイメージをしていますか？上級者の動きをしても使いにくいと感じる方は、イメージを変えてみてください。

今回は、バンスを使うポイントを安岡幸紀プロがレッスン！

バンスをうまく使って打つためには、バンスの中央が地面に当たりやすいアドレスを作ることが重要です。

プロや上級者の印象から、アプローチは左足体重で立ち、ボールを右寄りに置いてハンドファーストに構えるというイメージをもっている人が多いですが、この先入観を捨ててください。これも間違いではありませんが、バンスは使いにくく、難易度の高い打ち方になります。

左右５対５くらいの体重配分で真っすぐ立ち、手元が体の真ん中、シャフトが垂直になるように「真ん中・真っすぐ」を意識する。これがバンスをいちばんうまく使えるポイントです。

右足を半歩引いて構えると、スイング時にソールが使いやすくなる

オープンスタンスに構える上級者は多いが、この打ち方では不要だ

まずはソール中央が接地し、シャフトが垂直になるようにクラブをセット。そのクラブに体を合わせて構えを作るようにするとアドレスがズレにくい

体とクラブの関係を先に決めない

先に体とクラブの関係を決め、それをボールに合わせるのはNG

いかがでしたか？ぜひ、バンスを使うポイントを意識してみてください！

レッスン＝安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり／1988年生まれ、高知県出身。高校卒業後、指導者の道を選びティーチングプロA級資格を取得。本誌連載企画「限界突破メソッド」でも体やクラブの使い方をレッスン中。

構成＝鈴木康介
写真＝田中宏幸
協力＝日神グループ平川CC