1. トップ
  2. レシピ
  3. 『はんぺん』には正しい焼き方がある!?間違えた焼き方だとしぼんでしまう場合も!おいしく食べるためのコツとは

『はんぺん』には正しい焼き方がある!?間違えた焼き方だとしぼんでしまう場合も!おいしく食べるためのコツとは

  • 2024.9.25

白くてふわっふわの食感がたまらない「はんぺん」は焼き料理や煮物にも使えて便利な食材ですよね。でも、はんぺんを焼くと、焼き上がった瞬間はふわっとしているのに、その後みるみるうちにしぼんでいって、おいしさが半減した経験はありませんか?

なんとかあのふわふわ食感を残したまま焼けないものか…。実は、そんなお悩みに対する解決法を大手メーカー「紀文食品」がHPで答えてくれているんです!!ほんのちょっとの工夫だけで焼いてもふわふわを楽しめるというこの裏ワザを今回は実際に試してみました!

まずはいつも通り焼いてみました

裏ワザを実践する前に、まずはいつものようにはんぺんを焼いてみました。

紀文食品のHPではバター焼きで裏ワザが紹介されていたので、こちらもバター焼きにしてみますね。

まず、中火でフライパンを熱し、サラダ油、バターを入れます。

十分にフライパンを熱したら、はんぺんを入れます。

しっかり焼き色をつけたいのでさらに少し火を強めにしました。

う~ん、こんがり良い焼き色がつきましたね♪

焼き上がったはんぺんをお皿に取り出しました。お皿に乗せた直後はこんな感じで、良い感じにふわっとしていたのですが…

5分もしないうちに、みるみるしぼんでいくではありませんか><。食べてみても、ふわふわ感がなくなってしまいました。

メーカー直伝裏ワザで焼いてみました

そこで今度は、メーカーが教える裏ワザで焼いてみます。

フライパンを中火にかけて熱するところまでは同じなのですが、温まったら火を弱火にして、そこにサラダ油、バターの順番に入れます。この順番で入れることでバターが焦げにくくなるんですって♪

そして、はんぺんを入れ、片面約1分ずつ、両面がほんのりきつね色になるまで焼きます。気持ち的にはもう少ししっかり焼き目をつけたいところですが、そこはちょっと我慢。

これくらいの焼き色で取り出しましょう。

取り上げた瞬間は、ふんわりしておいしそう!

5分ほど経ったはんぺんがこちら。むむっ、少し時間が経ったとは思えないほどふっくらボリュームをキープしていますね!食感もふわもちで、袋から出したときのままの弾力♪

どうやら秘訣は、火加減と焼き時間にあるようです。

先ほどしっかり焼いたはんぺんと並べてみると、違いは一目瞭然。裏ワザのはんぺんは表面がつるっとしているのに対し、しっかり焼いたはんぺんは表面がシワシワになって水分が失われているのがよくわかります。

横から見るとこんな感じ。厚みが全然違いますね…。

紀文食品のHPによると、「はんぺんはきめ細かい気泡を抱き込んでいるため、独特なふんわりとした食感となっています。強火で加熱したり、長時間加熱すると大きく膨らむ分、冷めてから空気が抜けてペシャンコになってしまいます。弱火にし、加熱しすぎないようにして下さい」とのこと。

ちょっとした工夫で、ここまで焼き上がりに差が出るとは驚きですね!

もう1品作ってみました

おいしい焼き方を知ったので、もう1品紀文食品のHPで紹介されていた「はんぺんのはさみ焼き(ハム&チーズ)」を作ってみました。

【材料】

・はんぺん…1枚
・スライスハム…2枚
・スライスチーズ…1枚
・サラダ油…小さじ1

【作り方】

1.はんぺんは斜め半分に切り、厚みの半分のところに包丁で切り込みを入れます。

中に材料を詰めるので、少し深めに切り込みを入れましょう。

2.スライスハムを半分に、

スライスチーズは斜め半分に切ります。

3.1のはんぺんの切り込みに、2のスライスハム2枚とスライスチーズ1枚を入れます。

詰めたらこんな感じになりました♪

4.フライパンにサラダ油を入れて熱し、弱火で片面約1~2分ずつ、ほのかに焼き色がつくまで焼けば完成です。

出来上がりはこちら

裏ワザを使って焼いたはんぺんのふわふわ感はそのままに、中から溶け出したチーズのビジュアルがたまりませんね^^

食べてみると、チーズとハムの塩気と淡白なはんぺんの相性がバッチリで、一口食べるともう止まりません♪一品足りないときに、さっと作れて満足感が高いのでオススメです!

個人的にはんぺんの食感が好きでよく購入するのですが、焼くとシュンとしぼんでおいしさが半減してしまうので、そのままか煮込み料理で使うことがほとんどでした。

でも今回食感をそのままにおいしく焼ける方法がわかったので、これからはどんどん焼き料理にも活用したいと思います!

取材・文/JUNKO

元記事で読む
の記事をもっとみる