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「手間なく美味しく食べてるのに痩せる」“ズルい”ダイエット方法って? SNSで人気のKikiさんが8キロ落としたレシピを作ってみた

  • 2024.9.24
ダ・ヴィンチWeb
『Kikiのズルやせダイエット』(Kiki/主婦の友社)

一見、同じようなものを食べて似た生活をしている人でも、太る人は太るし太らない人は太らない。そういうとき、「痩せ体質で羨ましい」「私には無理」と感じてしまいがち。しかし、痩せている人の中にも体質的には太りやすい人と大差ない人だっている。そういう人は、実はどこかで食べ物を上手に選び、自己管理をし、生活の中に運動を取り入れているはずだ。

とはいえ、分かっていることと実践できるかは別問題。ダイエットをしようと思い立った際ハードルになるのは、「面倒なことはしたくない」「コスパ・タイパが悪いと困る」「食べるのを我慢したくない」という気持ちだ。本書では、こうした挫折の原因となる要素をことごとく排除し、手軽にコスパよくおいしく作れるレシピだけを紹介。電子レンジを活用し、10分程度で作ることができるレシピの数々は、Kikiさんが実際に8キロ痩せたメニューでもあるという。そこで、早速筆者も実際に作ってみることにした。

「もやしで作るとん平焼き風」

まずは、レンチン1回でできお財布にもやさしい「もやしで作るとん平焼き風」。ラップを敷いたお皿に溶き卵を入れてもやしをのせ、ラップをかけずに電子レンジで4分ほど加熱。あとは半分に折り畳み、ラップを外してお好み焼きソース、マヨネーズ、刻みのりをかければ完成!

全部込みで100円前後と非常にコスパがよく、なおかつボリュームがあって満足感を得やすい一品。これで総エネルギーは267kcalらしい。卵を2つ使っているため、たんぱく質もしっかり摂れる。中にはダイエット中にマヨネーズなんて……と思ってしまう人もいるかもしれないが、過剰に摂らなければ問題なし! むしろソースやマヨネーズでこってり味に仕上げることで食べごたえがアップするため、物足りなさを感じず食事の総量を抑えることに繋がった。もやしをキャベツや白菜に変えたり、キムチを加えたりとアレンジしやすいのも嬉しい。

「はじまりのオートミールレンジチャーハン」

続いて、Kikiさんが3か月で8キロ落とした際、ダイエット開始時から食べていたという「はじまりのオートミールレンジチャーハン」。耐熱容器にオートミールと水を入れて混ぜ、ラップをして電子レンジで加熱。いったん取り出して卵、鶏がらスープの素、醤油、ごま油を加えて混ぜ、再度ラップをかけて電子レンジで加熱すれば完成! 仕上げに付属のたれを混ぜた納豆、小口切りにしたねぎをのせる。

鶏がらスープの素やごま油を加えることでオートミール特有のクセが消え、無理なく続けられる食べやすい味わいに。食感もベチャっとした感じはなく、まるでごはんを食べているような感覚。これなら無理なく続けられそうだ。また、納豆を混ぜ込むのではなく後がけすることで、食感の違いも感じやすくより満足感を得られたように思う。

作ったどちらも、最小限の洗い物で手間や時間もかからず、程よいお手軽感でとても続けやすいと感じた。だが、それでもダメという日もあるだろう。そんな日は、無理をせずにダイエットを休む。本書では、ストレスや女性の生理などによる食欲暴走、お付き合いの食事などで「うまくいかない日があって当たり前」としている。ダイエットは、自分への理解を深めながらゆるく長く続けることが成功のコツなんだそう。

またレシピ以外にも、生理中のダイエットとの付き合い方、Kikiさんが大事にしている「朝&夜のルーティン」、ズボラでも簡単にできる簡単ストレッチなどダイエットのお役立ち情報も多数紹介されている。ダイエットは長期戦。「今日食べてしまったからもうダメだ」ではなく、「今日は食べてしまったから明日調整しよう!」くらいの気持ちで地道に気長に続けていけば、きっと大きな変化に繋がるはずだ。

調理・文=月乃雫

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