“推し活”ママは「身バレしたくない」！？ママたち800人超が答えた「SNSの別アカ」リアル“使い分け”事情

いまや「日常生活に欠かせない」と感じている人も多いツールの一つ、SNS。いわゆる「別アカ」を作って、一人で複数のアカウントを使い分けている人も少なくありませんが、世のママたちはどうしているのでしょうか。インタースペース（東京都新宿区）が運営するウェブメディア「ママスタセレクト」が、「SNSのアカウント」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

使い分けには“誤爆”の危険も

調査は2024年8月10日・11日の2日間、子どもがいる人、妊娠中の人を対象に、インターネットリサーチで実施。816人から有効回答を得ています。

SNSアカウントについて「リアルの友達に見られてもいいアカウントと、こっそり投稿するアカウントを分けているか」を聞いたところ、「分けていない」と答えた人が全体の41.2％と最多に。「分けている」と答えた人は27.9％にとどまりました。

「分けていない」と回答した人からは、「リアルな友達に向けた発信しかしていない」「見られて困るような投稿はしない」といった意見が寄せられました。

一方で「分けている」と答えた人からは、使い分けに関する意見が。「推し活専用」のアカウントを設けているママたちは少なくないようで、「推し活関連は身バレしたくないので」との本音を明かす人もいたといいます。

また、子どものプライバシーに配慮し、子どもに関することは別アカウントを作っている人も。「リアルな友達用と、息子のスポーツに関する投稿用のアカウントを別にしている」「自分のアカウントと子どもの備忘録用のアカウントは別」といった声が上がりました。

さらに、日常の記録や、趣味専用のアカウントを別に設けている人からは「ランチやカフェなどの食べ物ばかりのアカウントと日々の投稿用」「仕事用は別アカウント」など具体例が聞かれたということです。

なお、「リアルな友達とつながっているアカウントがない」と答えた人は30.9％でした。SNSは主に情報収集として利用し、投稿自体はしないという人も多いようです。

調査結果を受けて、同社は「SNSの利用目的によってアカウントを分け、リアルな友人に知られたくない情報を別アカウントに投稿する。このようなSNSの使い分けには、“誤爆”の危険もはらみます」「使い分けに自信がなくなったら、使い分けをきっぱりと止める方法があることも覚えておくとよさそうです」とコメントを寄せています。

SNSのアカウント、あなたは使い分けていますか？

オトナンサー編集部