1. トップ
  2. お仕事
  3. 「社員旅行アリ」の会社は避けられる?「若手から求められた」という例も…社内交流イベントへの意識の差

「社員旅行アリ」の会社は避けられる?「若手から求められた」という例も…社内交流イベントへの意識の差

  • 2024.9.25

良い求人情報を見つけたと思ったら、求人票のある項目を見て「速攻で戻るボタンを押した」。そんな投稿がX(Twitter)で注目を集めている。

投稿者が添付した、求人情報の一部のスクリーンショットと思われる画像には「社内行事あり」「社員旅行(海外含む)」「バーベキューなどのアクティビティあり」の3点が書かれている。

投稿に寄せられた反応を見ると「あぁ…これは私もどんなに良い求人でも戻るわ。絶対嫌よな!!!」「たぶん会社側はメリットだと思って、これを用意して求人にも書いていると考えると辛い」「社員旅行の代わりに、休暇を。BBQの代わりに、ボーナスを。ですね」など、投稿者のネガティブな判断に共感を示す立場のものが多い。

中には「内定もらった会社の社外交流について聞いた際に、週1回の飲み会や、同好会への参加必須だということが判明し、急遽辞退しました」という体験談もある。

若手から社員旅行を求められるケースもある

Xでは「社員旅行などの社内の交流イベント」に関連する話題がたびたび注目され、今回のようにネガティブな評価を伴って拡散されることが多い傾向にある。

2024年8月にも、「『社員旅行があります』ってメリットのように記載してる会社、若者からしたらそれが超デメリットなの分かってないのかな?」という投稿をきっかけに、「上司や先輩と一緒に海外旅行なんて行っても、少しも楽しめない」「勝手に給料から天引きで『旅費積立金』とかされる場合もあるし」など、社員旅行の何が嫌かについて言及する反応が相次いだ。

いっぽうで「最近の中堅が『みんな嫌だろう』と思って社員旅行を中止に持っていった結果、若手から『社員旅行とかあったら楽しいですよね』って言われて困惑してる」「夫の勤務先、若手が社員旅行に行きたがる」といった、若手が社員旅行を希望しているという話も少なからず挙がっているのも興味深い。

さらに別の例では、Web制作会社ベイジ代表の枌谷力(@sogitani_baigie)さんが「若手社員から『昭和完全再現社員旅行をしてほしい』と言われた」と投稿して話題を呼んだこともある。

「昭和完全再現社員旅行」とは、

・みんなでバスに乗って寂れた温泉旅館に行く
・宴会で歌謡曲縛りのカラオケをし、卓球大会を開く
・参加者はファッションもスタイルも昭和で
出典:Togetterオリジナル

といった趣向らしい。聞くからに楽しそうだ。枌谷さんは「もう昭和はエンタメなんだな」と書いている。

Xでの「社内交流イベント」に対する話題では、ネガティブよりな反応が目立ちやすい傾向にはあるが、こうして見ると必ずしもみんながみんな「社内の交流イベント=時代に合わない、面倒くさい」と考えているわけでもないようだ。

やはり最終的には社内交流イベントの有無や内容、頻度については「その会社のカルチャーに自分が合うかどうかの判断基準の一つでしかない」という結論に落ち着くのかもしれない。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる