北斎晩年の傑作にして画業の集大成がBE@RBRICKで登場 | MEDICOM TOY

江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の作品データをウォータープリントで美麗に再現したBE@RBRICK葛飾北斎シリーズ。今回はその新作として、長野県・小布施にある北斎の専門美術館「北斎館」（http://hokusai-kan.com/）所蔵の上町祭屋台天井絵「男浪」が100% & 400%で登場する。

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BE@RBRICK 葛飾北斎 上町祭屋台天井絵「男浪」 100% & 400%

江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の作品データをウォータープリントで美麗に再現したBE@RBRICK葛飾北斎シリーズ。今回はその新作として、長野県・小布施にある北斎の専門美術館「北斎館」所蔵の上町祭屋台天井絵「男浪」が100% & 400%で登場する。

Text by SHINNO Kunihiko｜Edit by TOMIYAMA Eizaburo

北斎が自ら筆をとり制作した天井絵

90年の生涯において、代表作「富嶽三十六景」をはじめ数多くの錦絵や絵本、肉筆画などを制作した葛飾北斎（1760-1849）。

1842年（天保13年）、北斎は83歳の頃に初めて信州小布施を訪問。地元の豪農・豪商である高井鴻山（1806-1883）との関わりの中で一時期同地に滞在し、作品を制作している。

小布施の地で北斎は老いてなお絵に対する情熱を絶やすことなく、1844年（天保15年）に85歳で東町祭屋台天井絵「龍図」「鳳凰図」を、1845年（弘化2年）に86歳で上町祭屋台天井絵「男浪図」「女浪図」を、1847（弘化4年）に88歳で岩松院本堂大間の天井絵「鳳凰図」を手がけた。

今回BE@RBRICK100% & 400%で登場する「男浪」は上町（かんまち）祭屋台の天井絵として北斎自ら筆をとり制作された「男浪（おなみ）図」「女浪（めなみ）図」という一対になる作品のひとつで、それぞれ縦横およそ118cmの桐の板に描かれている。

しぶきをあげながら激しく渦を巻く紺碧（こんぺき）の波は、代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を思わせる力強さに満ちたもの。全身にウォータープリントされたBE@RBRICKは、北斎が体験した波音が聞こえてくるようなダイナミックな一体といえよう。

BE@RBRICK 葛飾北斎 上町祭屋台天井絵「男浪」 100% & 400%
サイズ｜各全高約70mm／280mm
発売方法｜2024年9月24日(火)0：00～10月10日(木)23：59の期間、MCT TOKYOにて先行受注
発売日｜メディコム・トイ直営各店舗及びオンラインストア各店、他一部店舗にて2025年1月発売・発送予定
価格｜1万6500円（税込）
©︎ 2024 The Hokusai-kan Museum. All rights reserved.
Image : The Hokusai-kan Museum
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