大物俳優・前田吟（80）、前妻が亡くなって半年後に76歳女性と出会い一目惚れ…交際わずか3カ月でゴールイン！

来年で俳優歴60周年を迎える前⽥吟が『新婚さんいらっしゃい！』に登場した。

【映像】妻とラブラブな生活を送る80歳の前田吟

22日、『新婚さんいらっしゃい！』が放送され、映画「男はつらいよ」シリーズ全50作品をはじめ、朝ドラや大河ドラマなど数々の名作に出演してきた大物俳優・前田吟が登場。一方の妻は1969年デビューした歌手の箱崎幸子さん。結婚までは、福島県いわき市で活動を続けていた。

出会いは一昨年の成人の日。15年間患っていたがんで前妻が亡くなって半年が経ち、寂しさから前田が荻窪のスナック街へ出かけたときのこと。好みの女性が2〜3人の男性連れで路地へと消えていく。眺めていると1軒のスナックの電気がついたため、そこのママさんかと思い入店。するとマスターが「俺だよ」と声をかけにくる。その正体はなんと俳優仲間だったという。

運命的な再会に驚くなか、店内で歌っていたのが幸子さんだった。同じくがんで前夫を亡くし、いわき市に住んでいたものの、東京に来る機会があればぜひと乞われ、小さなショーを開いていたのだ。結局ろくに話せず、帰り際にCDをもらうに留まるが、聴けば沈んでいた気持ちに明かりが灯り、幸子さんへの恋心を確信。毎夜、聴きながらスマホで彼女の記事やらYouTubeやらを調べまくったという。

しかし連絡先もわからない。そこでスナックで再会した旧知の仲間に電話し、幸子さんの電話番号を聞きだそうとするが、その理由として語ったことが、とんでもないデタラメで…。 あまりの大嘘に、MC藤井も「僕が知ってる前田吟さんと全然違う」とショックを隠しきれない。しかし「歳も80近いから」と手段は選ばず、電話での猛アタックをスタートさせる。

当の幸子さんは、知らない番号からの度重なる着信を不審に思いつつ、あまりにしつこいので出てみたところ、「前田吟です。結婚を前提にお付き合いできませんか」と即プロポーズ。 呆れる幸子さんをよそに、なんとか会う口実をつくろうと、エサにしたテーマが「健康」で…。MC井上なら「うるせぇ」と一蹴してしまうくらいの大きなお世話提案だったが、健康に不安を覚えていた幸子さんは、なんと胸キュン。渋谷に来る予定があった3月末、ハチ公前で待ち合わせることになった。念願の初デートだと、前田はプランを熟考。

さらに電話番号を聞きだすために語った大嘘の話も、実は水面下で進めていた前田。次のデートのエサにし、4月末、今度は埼玉での食事＆ドライブとなったが、妻が車酔いをしてしまい…。しかしこのアクシデントが功を奏し、二人の恋を進展させる。

その後、電話でのお付き合いを続けたものの、告白の返事をまだしていなかった幸子さん。でも会えないため、パーソナリティを務めていたラジオ番組で、「私の今の気持ちを1曲の歌で伝えますから」と、ある名曲をカバー。スタジオでは、その実際の音源が披露された。しゃれた返事に惚れ直した前田は、この曲を4人の子どもたちに電話で聴かせ、「この人と結婚するから」と宣言。言葉通り、交際わずか3カ月でゴールインとなった。