最近、自宅でも本格的な味わいが楽しめるコーヒーメーカーが増えてきていますが、10/1(火)、タイガー魔法瓶から発売される新しいコーヒーメーカー「HYBRID BREW(ハイブリッドブリュー)」は、名前の通りハイブリッド式だそう。ハイブリッドのコーヒーってどんなもの?…ということで今回、新製品発表会に参加してチェックしてきました。
透過式と浸漬式の長所を生かしたハイブリッド抽出
一般的にコーヒーは、お湯をコーヒー粉の上から注ぎフィルターを通して抽出する「透過式(ドリップ式)」と、サイフォンやフレンチプレスに代表されるコーヒー粉をお湯に浸して一定時間抽出する「浸漬式(しんし式)」の2通りの入れ方があります。透過式で入れたコーヒーはクリアで軽やかな味わいになり、浸漬式で入れたコーヒーは甘みとコク、アロマを引き出すといわれています。
それがこの「HYBRID BREW(ハイブリッドブリュー)」は、透過式と浸漬式といった2つの抽出方法を独自の技術で組み合わせ、1台に集約。2つの方法の長所を生かしながら豆本来の甘みとうま味を引き出し、雑味を抑えたクリアな後味を実現しているそう。さらに、トリプルコントロールシステムを採用し、ハイブリッド抽出に最適な「浸し時間」「湯量(吐出量)」「温度」の3つを制御。これにより味わいとブレのない深いコクを生み出せるのだとか。
また、コーヒーの味だけでなく使いやすさにもこだわったということで、持ちやすさや着脱のしやすさに加え、食洗機対応だからお手入れも簡単そう。毎日使うことを考えたら、お手入れのしやすさは重要なポイントになりますね!
その時の気分や好みに合わせて選べる3種類のメニュー
コーヒーの抽出メニューには、好みに合わせてコーヒーの味わいを調整できるよう「Rich」「Strong」「Iced」の3種類を搭載。
「Rich」はドリップとホールドを繰り返し豆全体から成分をしっかりと引き出すハイブリッド式、「Strong」は高温で香りと苦みなどしっかりした味わいを引き出す透過式、「Iced」はアイスコーヒーに最適な濃さで抽出し、コクと心地良い苦み、クリアな後味のハイブリッド抽出に設定されているそう。
発表会の会場では、同じ豆を使用し、3つそれぞれのメニューで同時に抽出を開始。どれだけ味に違いが出るかを体験することができました。
(写真左から)「Rich」「Strong」「Iced」
「Rich」と「Strong」を見てみると、明らかに色が違います。抽出方法によってこんなにも印象が変わるものなんですね。とても同じ豆を使ったとは思えないほど別物に感じます。
3種を飲み比べてみましたが、まったく違う味わいで驚きました! 「Rich」は口に入れた瞬間、コーヒー専門店で飲むコーヒーのようなクオリティーと甘み、バランス、やわらかさを感じました。「Strong」は「Rich」に比べて温度が高く、香りとしっかりとした苦みが印象的。「Iced」は氷を入れて飲むことを想定した濃さで抽出されていて、酸味と心地よい苦みを感じ、後味もさっぱりしていて飲みやすいです。
「HYBRID BREW(ハイブリッドブリュー)」が自宅にあれば、コーヒータイムがさらに豊かなものになりそうです。
タイガー魔法瓶
URL:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/coffee-machine/adf-a/