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ドラマデビューを果たした人気ライバーが明かす、「アンメット ある脳外科医の日記」出演の裏側とは

  • 2024.9.24

月刊ザテレビジョンで、日本最大級のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の人気ライバーを連載で紹介。今回は、女優としてドラマデビューという夢をかなえた人気ライバーのゆうきさんが登場。

【写真】大ヒットドラマで母親役を演じたゆうき

ライブ配信がきっかけでドラマデビューへ

私がドラマに出演するきっかけをつくってくれたのはイチナナなんです。どうやら芸能関係者の方が私の配信を見てくれていたみたいで。そこからありがたいご縁が重なり現在に至ります。これまで「こんなところで裏切り飯」(2024年中京テレビほか)、「アンメット ある脳外科医の日記」(2024年フジテレビ系)の2作品に出演させていただきました。

ドラマの現場には今まで画面越しに見ていた有名な方々ばかりいらっしゃるので、終始ドキドキしていましたね。撮影の最中に優しい言葉を掛けていただいたり、和気あいあいとした現場の空気感を近くで感じさせていただいたりしたこともいい思い出です。「アンメット―」で私が演じたのは息子の手術を別室から見守る母親の役。現実の世界でも母親ということもあり、役に自分を重ねて感情が入り過ぎてしまいました。

緊張の中迎えた本番では、予期せぬトラブルも

そして台本をしっかり覚えて撮影に臨んだのにもかかわらず、本番ではせりふがうまくいかないというトラブルも。何と8回もNGを出してしまったんです…。最終的には何とか無事に撮り終えることができたのですが、放送されたシーンを見るとちょっとかんでいるんですよね。私のことをよく知っているリスナーさんにはしっかり気付かれちゃってました(笑)。

自分の世界を広げてくれたイチナナは一番大切な場所

でも現実と夢の橋渡しになってくれたイチナナには感謝しかないです。実は10代の頃に芸能活動をしていた時期があったんですけれども、引退をして、コロナ禍の直前に出産をして。あの頃は社会が閉塞したようなムードで、私自身も自宅にこもって子育てをしていました。外出はできないし、親とも友達とも会えない。気持ちが落ち込んでいたとき、イチナナの存在を知ったんです。何かを変えたいと思っていたので、配信のことなんて何も知らなかったけど、取りあえずやってみることにしました。

最初は誰かとコミュニケーションできるだけで楽しかったですね。家事と両立するのは大変だけど、定期的に配信していたら、少しずつリスナーさんが増えてきて。最初はちょっと猫をかぶっていたんですけど(笑)、気付いたら素の自分のまま配信できるようになりました。

イチナナで最も印象に残っているのは、“関西コレクション”のバックヤードで鈴木愛理さんを拝見できたことです。幼い頃からファンで、グッズもいっぱい持ってますし、一人でコンサートにも行ってたので、実際に拝見したときは固まりました(笑)。それもこれもイチナナとリスナーさんのおかげ。もし今後、芸能の仕事が増えることがあっても、自分の世界を広げてくれたイチナナは一番大切な場所です。

取材・文=宮崎敬太

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