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大ヒット『となりのMr.パーフェクト』のツボは「幼なじみ同士の胸キュン」?

  • 2024.9.24

Netflixで配信されてランキング上位の人気を獲得した『となりのMr.パーフェクト』では、チョン・ヘインが扮するチェ・スンヒョとチョン・ソミンが演じるペ・ソンニュの賑やかなラブロマンスが描かれている。特に、2人の関係性の中で大きなポイントになっていたことが「幼なじみ同士」ということだ。

小さいころにスンヒョの一家がソンニュの家のとなりに移ってきてから、2人は家族同然の付き合いをしてきた。高校時代には、同じ町内のチョン・モウム(キム・ジウン)も加えて3人で一緒にタイムカプセルを埋めたりして青春を謳歌していた。

大人になってからは道が分かれた。ソンニュはアメリカに留学して大企業に勤めたし、スンヒョは若手ながら大注目の建築設計士になった。また、モウムは救急隊員として社会に大きく貢献していた。

このように、みんな順調だと思われていたのに、ソンニュは大企業を急に退職し、婚約も破棄して韓国に戻って来た。再び「おとなり同士」となったスンヒョとソンニュ。

ここから、2人の関係が「ともだち以上」になっていくのだが、ドラマは高校時代の様々なエピソードが挿入されていき、スンヒョとソンニュの感情の交わりが表現された。

チョン・ヘインとチョン・ソミン
チョン・ヘインとチョン・ソミンが印象的なラブロマンスを演じた(写真提供=OSEN)
ノルタルジックな場面が印象的

特に、スンヒョが心に秘めていた恋心が抒情的に描かれていて、とても見応えがあった。やはり、子供のときから一緒だった同級生同士が大人になってラブロマンスを繰り広げるという展開には、見ていてワクワクするような「ときめき」がある。それをチョン・ヘインとチョン・ソミンが本当に巧みに演じていた。

感嘆するのは、36歳のチョン・ヘインが高校生を演じるとそのまま「現役の10代」に思えるほどサマになっていたことだ。問答無用で若返りができる、という意味で、チョン・ヘインの変身ぶりは見事であった。

こうして、ノルタルジックな場面が印象的だった『となりのMr.パーフェクト』は、胸キュンの場面の多さが人気に結びついていた、と言えるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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