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「阪急うめだ」秋の新作をチェック!新・関西土産の候補が続々

  • 2024.9.24

百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)のデパ地下では、20以上のブランドで秋の訪れを楽しむ新作を販売中。10月以降に発売される新作も発表され、関西土産としても重宝しそうな「限定品」「厳選素材」などの注目品をチェックしてみた。

「マサヒコ オズミ パリ」の新作(左)糸巻き風の「モンブラン フリュイ」(931円)など

■ 異例のコラボ?阪急×阪神×髙島屋の「巨大菓子箱」

大阪の3百貨店による共同企画・第1弾は全国の銘菓入り「お菓子玉手箱」(3899円)

大阪の3百貨店による共同企画・全国の銘菓がたっぷり詰まった「お菓子玉手箱」(3899円)が初登場。2025年開催の『大阪・関西万博』を盛り上げるべく、キタ(梅田)の「阪急阪神百貨店」とミナミ(難波)の「高島屋」がコラボし、両社のバイヤーらによる厳選商品を販売する。

2ヵ月毎に内容を替え、第1弾・10月13日発売の「地方銘菓 ベストチョイスBOX」は、日本の美味をセレクト。北海道「丸缶羊羹」から福岡「名菓ひよ子」まで、1箱で全国の12品を楽しめる。第2弾・12月13日は「大阪の若手和菓子職人」 、第3弾・2月13日は「大阪の洋菓子パティシエ」をテーマに、新たな関西土産を提案するという。3百貨店の関西12店舗とオンラインにて、2025年9月まで計7回販売予定(毎回13日から)。

■ 映えモンブラン、座布団の次は…糸巻き!

「マサヒコ オズミ パリ」の新作・糸巻き風の「モンブラン フリュイ (ブルー/ルージュ)」(931円)※月・火曜のみ販売

アートやミニチュアのような斬新なケーキが話題のパティスリー「マサヒコ オズミ パリ」(本店:大阪市中央区)。同店のアイコン的な通称「座布団モンブラン」は本物のニットのようなもこもこ感が目をひくが、注目の新作「モンブラン フリュイ」(931円)は、編み上げ前の糸巻きをイメージ。小住匡彦シェフは「栗とともに、果物のおいしさを味わってほしい」と話し、糸の変化のようにマロン&フルーツムースが溶け合う形状を生み出したそう。

第1弾のフレーバーは、フランボワーズ&イチゴの「フリュイ」、ブルーベリー&カシスの「ブルー」で、なかにはマロンクリームと各フルーツのコンフィチュール入り。ハロウィン向きのミニパンプキンが層になったムースケーキ「パンプキン ノワゼット」(901円)ほか、11月からは座布団型のサブレやクッキーが詰まった缶「ZABUTON MO」(3851円)も販売すえう。

また9月25日~10月1日は百貨店店舗1周年記念として、店頭は「座布団モンブラン」づくしになり、地下1階「ツリーテラス」では新作の焼き菓子などが先行販売される。

■「秋の味覚」推し&阪急限定・塩系スナックも

「たねや」の新作「栗の子」(1個・486円~)

秋の味覚・栗を堪能できる新作「栗の子」(1個・486円~)が和菓子店「たねや」(本社:滋賀県近江八幡市)から誕生。栗餡をこし餡で包んだ餡好きにうれしい生菓子で、羊羹とはひと味違うなめらかな口あたりが魅力。担当者は「甘さや風味、食感のバランスを追求しました」と話す。風情のある竹皮付き・円形ケースの和洋折衷な手土産としておすすめとか。販売期間は2025年1月中旬まで。

同グループの洋菓子ブランド「クラブ ハリエ」からは、「信州産ヘーゼルナッツのクグロフ」(4個・2182円)が新作として登場。担当者は「日本でのナッツ栽培は困難と言われますが、約10年前から名産地・北イタリアと気候が似た長野県での栽培が増え、新鮮に入手できる注目素材です」と話し、芳醇な風味をいかした焼き菓子を開発。販売期間は10月下旬まで。

「クラブ ハリエ」の「信州産ヘーゼルナッツのクグロフ」(4個・2182円)

さらに、同百貨店と菓子メーカーがコラボした人気ブランドからも、限定品が続々。プレミアムな柿の種「タネビッツ」(亀田製菓)の「オタフク」お好みソースで味付けた「大阪 お好み焼き」(11月6日~5個・800円)、高級ポテトスナック「グランカルビー」(カルビー)の10周年記念で過去の人気味を再現した「Salt&ごま油」「スパイシーカレー」セット(10月1日~各3袋・1200円)など、同百貨店が新トレンドとして提案する「アペ活」(夕食前のお酒やおつまみを楽しむ時間)としても楽しめそうだ。

取材・文・写真/塩屋薫

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