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ダイエットに役立つ!「食べ物の温度」を味方にする方法

  • 2024.9.24

おはようございます。朝時間アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。

今日は、食べ物の温度をダイエットに活用する方法をご紹介します。

温度と味の関係って?

温度計
朝時間.jp

食べ物の温度が、味の感じ方に影響を与えることをご存じでしょうか?

一般的に、甘みは温度が上昇すると強まります(人口甘味料のサッカリンは温度の影響を受けないと言われています)

また、塩味は温度が低い方が強く感じられ、苦味は温度が上がると弱まるとされています。

そして、人の舌は、体温に近い 35°Cくらいが味を強く感じ、温度帯が離れるにしたがって弱く感じるようです。

これは、体温からあまりにかけ離れた温度だと、舌に痛みを感じてしまい、味を判断しにくくなるから。例えば、甘味のおしるこは、熱々よりも少しぬるめの方が甘く感じ、甘いジュースは冷やすより常温の方が甘く感じるのです。

冷たいジュースやアイスは糖分多め

クリームソーダ
朝時間.jp

とはいえ、ジュースは冷やして飲みますし、アイスも凍った状態で食べますよね。人間の体温と離れた温度でもしっかり甘みを感じるよう、通常は多めに糖分が調整されています。

つまり、暑い時期には、冷たい食べ物や飲み物が多くなり、意外にも多くの糖分を摂取していることがあります。

飲み物を無糖のお茶にしたり、おやつにはアイスではなく常温のスイーツを選んだりして、糖分の摂取を減らすよう意識したいですね。

果物は適度に冷やして甘みアップ

マスカット
朝時間.jp

一方、果物に多く含まれる果糖は、温度が低い方が甘みを強く感じます。冷やして食べる果物が多いのは、理にかなっているんですね。

ただし、冷やす温度は、低ければ低いほどいいというものではなく、10°C前後が適温だそう。温度が低いほうが甘みを感じやすい果物でも、温度が低くなりすぎると、甘さに対する舌の感度が低下してしまいます。

ダイエットに温度を利用するヒント

チョコレート
朝時間.jp

甘さを完全にカットする極端なダイエットは、ストレスがたまってなかなか続けないもの。

「甘いものを食べつつダイエットしたい」という方は、チョコレートなど室温のものを食べるようにしましょう。冷やさずに食べるとしっかり甘さを感じるので、少量で満足感が出るはず。

また、先述のとおり、暑い時期のスイーツの冷やしすぎは、甘みが足りなくて量を求めがちになるので、気をつけてください。もともと糖分が多く配合されている冷たいアイスやジュースは、暑い時期でも頻度をセーブするのがおすすめです。

そして、フルーツ。果物は、冷蔵庫で冷やしておき、食べる5分前に冷蔵庫から出したもの(やや温度があがったもの)を食べるとよいかと思います。

まとめ

モンブラン
朝時間.jp

(秋の定番スイーツ「モンブラン」も、冷やし過ぎると甘みを感じにくいかも…)

ダイエット中は、同じカロリーや糖質でも、最大限満足できる甘さを目指したいですね。

スイーツは量を控えながら、常温に近い温度のものを、そして、果物は適度に冷やしたものを食べるようにするなど、ダイエットに「温度」を役立ててみてください!

朝時間.jp
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