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【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名

  • 2024.9.23
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名

Text by アンバサダー

Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊によるレポートをお届けします。

毎年、大量に起きるヨーロッパからJリーグへの復帰、つまり逆輸入移籍。あまりに多くて把握しきれない人が大半であることから、今回、3年前の2021-22年冬時点における、当時の年齢・移籍金も含めて逆輸入移籍を改めてまとめてお伝えする。

なお、移籍金については当時のレートで記載している(金額はいずれも推定)。また、同時にヨーロッパへ海外移籍も多くあるため、そちらも同時に。

(前回)Jリーグへ逆輸入移籍9名

2021-22冬(12月~3月)逆輸入移籍5名

若月大和(19歳)

2021-2022冬:逆輸入1人目

シオン(スイス)→湘南ベルマーレ(J1)

レンタル復帰

スイス2シーズン在籍

移籍発表:2021年12月28日

山口瑠伊(23歳)

2021-2022冬:逆輸入2人目

レクレアティーボ(スペイン)→水戸ホーリーホック(J2)

フリー・移籍金なし

フランス+スペイン7シーズン在籍

移籍発表:2021年12月28日

鈴木優磨(25歳)

2021-2022冬:逆輸入3人目

シント=トロイデン(ベルギー)→鹿島アントラーズ(J1)

移籍金:2億6,000万円

ベルギー2シーズン在籍

移籍発表:2022年1月3日

齊藤未月(22歳)

2021-2022冬:逆輸入4人目

ルビン・カザン(ロシア)→ガンバ大阪(J1)

移籍金:レンタル

ロシア2シーズン在籍

移籍発表:2022年1月7日(※2024年追記:2024年1月、ヴィッセル神戸へ完全移籍)

橋本拳人(28歳)

2021-2022冬:逆輸入5人目

ロストフ(ロシア)→ヴィッセル神戸(J1)

特例:FIFAレギュレーションでロシアのチームとの契約が一時停止措置、6月30日までの契約

ロシア3シーズン在籍

移籍発表:2022年3月27日(※2024年追記:2022年7月、スペイン・ウエスカへ完全移籍)

【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名

2021-2022冬:逆輸入5人

若月大和(19) シオン→湘南
山口瑠伊(23) レクレアティーボ→水戸
鈴木優磨(25) シント=トロイデン→鹿島
齊藤未月(22) ルビン・カザン→G大阪
橋本拳人(28) ロストフ→神戸

2021-2022年冬の逆輸入の最大のインパクトとなったのは、鈴木優磨だ。

シント=トロイデンの2020-21シーズンにおいてリーグ17得点をあげる活躍をし、ヘルタ・ベルリン、フェネルバフチェ、カリアリ、ノッティンガム・フォレスト、アンデルレヒト、クラブ・ブルッヘ等々、様々なクラブからオファーくるも移籍には至らず、最も移籍に近づいたシャルケについては移籍登録期限に間に合わなかったがゆえのシント=トロイデン残留劇の末、鹿島復帰となった。

しかし、鹿島帰還後はエースとして今なお活躍し続けていることも事実。2024年時点で28歳であり、ヨーロッパ側もベルギーでの実績を踏まえればまたオファーがきてもおかしくない存在だ。

ライター名:中坊

紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。

Note:「中坊コラム」 https://note.com/tyuu_bou 
Twitter:@tyuu__bou https://twitter.com/tyuu__bou

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