坂元達裕のコヴェントリー、今季2つの新ユニフォームをまとめて紹介！ブラックの洗練サードは「レトロエンブレム」が復活

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

今季は8名もの日本人選手が戦うイングランド2部チャンピオンシップ。

ここではMF坂元達裕が所属するコヴェントリー・シティのアウェイ、サード各ユニフォームをご紹介したい。

コヴェントリー・シティ 2024-25 hummel アウェイユニフォーム

新アウェイユニフォームはホワイトを基調とし、ブラックの差し色が全体を引き締めるデザイン。ホワイトがフィールドプレーヤー用のユニフォームに採用されるのは、21-22シーズンのサード以来となる。

コントラストを少し変えてみると、シャツ全体に薄っすらとした模様が浮かび上がる。これは本拠地コヴェントリーの街にインスピレーションを得たもので、街の各地区（地域）をカモフラージュ柄で表現し、チームへの情熱は全ての地区で共通することを示している。

コヴェントリー・シティ 2024-25 hummel サードユニフォーム

新サードユニフォームは、コヴェントリーでは珍しいブラックとゴールドのカラーリングを採用。シャツ全体にチェック柄（市松模様）を施し、洗練されたモダンなデザインに仕上げている。

今作での注目ポイントは左胸のエンブレムで、現在のデザインとは異なり“象とサッカーボール”だけを抜き出して描いている。

「エレファント・アンド・ボール」と呼ばれるエンブレムは、1960年代から80年代初期にかけて使われたもの。このレトロなエンブレムを復活させることで、サードユニフォームのデザインはモダンとクラシックの融合を体現している。

コヴェントリー各地区の連帯を表現したアウェイと、クラブ史上最もスタイリッシュな黒金サード。各ユニフォームはクラブ公式オンラインストアで販売中。