1. トップ
  2. 「かみさん」のルーツ。昔の人は妻を「山の神」と呼んでいた?

「かみさん」のルーツ。昔の人は妻を「山の神」と呼んでいた?

  • 2024.9.23
「かみさん」は山の神のことだった (C)foly/PIXTA(ピクスタ)
「かみさん」は山の神のことだった (C)foly/PIXTA(ピクスタ)

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!

そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。

「かみさん」は山の神のことだった

自分の妻のことを「かみさん」と呼ぶが、その語源には諸説ある。

最も有力とされるのは、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、親しみを込めて「かみさん」に変化したという説。

また、民俗学者の柳田國男は、山の神の標識として日本各地では古くから杓子(しゃくし)が用いられたが、食物分配用の道具である杓子は女房の権威の象徴であることから、妻のことを「山の神」と呼ぶようになったとする。さらに、女性店主のことを表す「女将(おかみ)さん」からきているとの説もある。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

元記事で読む
の記事をもっとみる