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【MLB】「新人王に名乗り」15勝を挙げた今永昇太を地元紙がクローズアップ 指揮官は今永の“探究心”を称賛

  • 2024.9.23
カブスの今永昇太(C)Getty Images
SPREAD : カブスの今永昇太(C)Getty Images

カブス今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に先発登板。7回を4奪三振無失点に抑え、今季15勝目を挙げた。
今永はこれで自身6連勝。2012年のダルビッシュ有投手(当時レンジャーズ)と、16年の前田健太投手(同ドジャース)が持つ日本選手の最多勝利記録まであと1勝とした。

■彼は「彼は素晴らしいユーモアのセンスを持っている」

連勝中の今永は、この日の試合でも力投。7回を6安打4奪三振無失点に抑え、本拠地ファンの拍手のなかでマウンドを降りた。今季の成績は、15勝3敗、防御率2.91。勝利数と防御率でナ・リーグ3位となっている。

地元紙『シカゴ・トリビューン』は「今永昇太が7回完封で新人王候補に名乗り シカゴ・カブスは5ー0で勝利」と題した記事を投稿。「ピッツバーグのポール・スキーンズが最有力候補だとしても、彼は新人王候補に入るはずだ」と主張した。ポール・スキーンズ投手はドラフト1位でパイレーツに入団。今季の球宴にも出場するなど大注目のルーキーで、最速164キロの剛腕投手。今季の成績は11勝3敗、防御率1.99。

その上で、「投票結果がどうであろうと、カウンセルは今シーズンのイマナガの活躍を高く評価している」とカブス指揮官のコメントを抜粋した。

カウンセル監督は「彼とのやり取りは楽しい。彼は素晴らしいユーモアのセンスを持っている。彼は投球環境に合わせて異なるルーティンを持っているんだ。それは進化し続けていて、彼を見ているのは楽しいよ」と今永の発想力に一目置いている様子。さらに、「彼の探究心こそが、成長と変化、そして少しでも良くなろうとする向上心につながっていると思います」とし「自分の技術を継続的に向上させようとしている学習者の特徴だ」と今永を絶賛したという。

MLB公式がアップした今永のハイライト動画にも、ファンからコメントが集まっており、「ジャッジとオオタニはもちろん素晴らしい。だけど私にとってはマイク・イマナガ2世(今永の愛称)が2024年でもっとも印象的な選手だ」「ルーキーの15勝3敗という成績は常軌を逸している。間違いなくルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」「少なくともサイヤング投票トップ3には入るだろう」「マイク・イマナガ2世は、2024年で最も過小評価されているピックアップ選手だ」など根強い人気を誇っている。

今永はレギュラーシーズンの残り6試合で、あともう1試合に先発登板予定。果たして、日本選手の最多勝利記録に届くのか。新人王の行方にも注目したい。


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