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信じられないほどのやわらかさに!「鶏むね肉のみそ漬け焼き」

  • 2024.9.24

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する人気フーディスト筋肉料理人さんの公式連載。今回のレシピは「鶏むね肉のみそ漬け焼き」です。固くなりがちな鶏むね肉が驚くほどのやわらかさになるそうなので、ぜひ作ってみてくださいね!

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は「鶏むね肉のみそ漬け焼き」を紹介させていただきます。

鶏むね肉をブロックのままみそ漬けにし、フライパンでじっくり焼いて作るみそ味のサラダチキン的な料理です。鶏むね肉はみそだれに一晩漬けることで信じられないくらいやわらかく、旨味たっぷりになりますよ。

鶏むね肉をみそ漬けにするとやわらかくなる理由

鶏むね肉をみそ漬けにすると、なぜやわらかくなるのでしょうか?

その答えは、みそに含まれるたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)にあります。この酵素が鶏肉のたんぱく質を分解することで、肉がやわらかくなります。

私の経験上ですが、鶏むね肉ブロックは少なくとも半日は漬けたほうがやわらかくなります。午前中に漬けて夜に調理するか、前日のうちに漬けて翌日に調理するとばっちりです。おすすめは、前日のうちに下ごしらえしておくことです。

みそ漬けにした肉、魚、野菜は旨味が増しておいしくなります。これは、みそに含まれるグルタミン酸という旨味成分の効果だそうです。さらに、鶏むね肉にはイノシン酸という旨味成分が多く含まれています。

グルタミン酸×イノシン酸

この2つが合わさることでおいしくなるのだそうです。おいしいのにはしっかりとした訳があるんですね!

「鶏むね肉のみそ漬け焼き」レシピ

調理時間

30分(漬け時間は除きます)

分量

3人分

材料

鶏むね肉…1枚(300g)

青じそ…2~10枚くらい(お好みで)

トマト…小さめ1個

サラダ油…小さじ1/2

A みそ…大さじ1と1/2

A 日本酒…大さじ1

A 砂糖…大さじ1/2

A おろししょうが…小さじ1/2

A 一味唐辛子…2~3振り

刻みねぎ…適宜

作り方

1. 鶏むね肉はフォークで全体を刺して穴だらけにし、ポリ袋に入れてAを加え、口をとじてもみ込みます。これを冷蔵庫で半日から一晩漬けます。

2. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけます。1の鶏むね肉の皮を下にしてのせ、ジュージューと音がしてきたら弱火にし、ふたをして8分加熱します。その後、鶏むね肉を返して8分ほ加熱します。加熱が終わったらふたを外して5分以上置いて余熱で熱を入れ、粗熱を取って肉汁を落ち着かせます。

※フライパンの上で粗熱を取ることで余熱で熱が入り、加熱不足のリスクを減らせます。粗熱を取ることで中の肉汁が落ち着き、切ったときに流れ出しにくくなるので、よりおいしくなります

3. 粗熱が取れたら1cm弱くらいの厚みに切って盛り付けます。青じそを敷き、食べやすく切ったトマトを添え、お好みで刻みねぎをちらしてできあがりです。

大葉で巻いて食べると美味しいので、大葉を別盛りにして添えてもいいです。

「鶏むね肉のみそ漬け焼き」の完成です!

みそ漬けにし、フライパンで時間をかけて焼いた鶏むね肉は信じられないくらいやわらかで、みその旨味が入っておいしいです。そのまま食べてもおいしいですが、青じそで巻いて食べるとさらにおいしい。青じその風味がみそ味の鶏むね肉に合います。

そしてお好みですが、実はマヨネーズをつけてもおいしいんです。写真には撮っていませんが、

鶏むね肉のみそ漬け焼き+マヨネーズ+青じそ

これで食べると最高でしたので、ぜひお試しいただきたいです。

鶏むね肉のみそ漬け焼きは漬け時間、焼き時間が長いです。直径26㎝のフライパンで一度に3枚焼けるので、多めに作るのもおすすめです。そのときは焼き時間を片面10分に延ばしてください。

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