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こんなに簡単だったの?今スグできる「PMSを改善する」コツ3つ

  • 2016.3.20
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毎月、憂うつな気分になるのが月経前症候群(PMS)。ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込んでみたり、頭痛や便秘、肩こり、腰痛……と、その症状は人それぞれ。

それでも日常生活においてアレもコレもしなくては、リラックスと気分転換のために時間を割くことができる人はそれもいいでしょう。しかしそうも言っていられない人の方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、健康管理士の筆者が、月経前の期間を楽に過ごすための簡単な方法をご紹介します。

 

■1:ピスタチオを食べるだけ!?

PMSの症状が強く出る人ほど、血液中のビタミンB6の濃度が低いことが分かっています。このことからビタミンB6は、つわりやPMS改善のために必須だといわれているのです。

手軽に摂れて、ビタミンB6を豊富に含むのがピスタチオ。カロリーが気になる人は、こんにゃくやマグロ、かつお、納豆にもビタミンB6は多く含まれているので、バランスよく取り入れてみるのもいいでしょう。

ドリンク剤やサプリメントで摂る方法もありますが、合成ビタミンが使用されている場合はあまり効果が期待できません。また、一度に大量摂取しても、余剰分が尿で排泄されてしまったり、過剰摂取してしまったりする心配もあるので注意が必要です。

 

■2:アロマをかぐだけ!?

アロマテラピーに使われる精油にはさまざまな効果があり、PMSに対してはクラリセージやネロリ、カモミールローマンの香りが有効だとされています。メーカーによってはPMS用にブレンドされたものもあるので、好みの香りを探してみるといいでしょう。

香りをかぐだけで効果があるのは、嗅覚からの刺激がダイレクトに脳の大脳辺縁系に伝わり、その情報が視床下部の脳下垂体に伝わってホルモンなどの分泌を促がしてくれるからです。

ただし、合成香料を使った安価なものは効果が期待できないばかりか、弊害すらある可能性があるので注意しましょう。

 

■3:自分を甘やかすだけ!?

女性は右脳と左脳を繋ぐ“脳梁”という橋のような器官が男性よりも太く、マルチタスクに優れているといわれています。

例えば、電話で仕事の話をしながら、冷蔵庫を開けて何が入っているかを確認し夕食の献立を考える。女性にとっては普通のことのように感じますが、男性から見ると信じられない神業のようなことなのです。それゆえ、ついつい「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」とたくさんの“ねばならない”が増えてしまうのです。

そうなると交感神経が優位になってしまい、血管が収縮するため血流が悪くなり肩こりや腰痛といった症状が出やすくなります。

月経前に無気力感がある場合は、無理して気持ちを奮い立たせず「今やらなくても大丈夫!」と自分に甘くなるのも有効な方法のひとつです。

無理して夜遅くまでアレコレするよりも、さっさと切り上げて早めに就寝し疲れを癒しましょう。そうすれば、翌日効率よく仕事や家事に取り組め、気持ちも体もきっと楽になることでしょう。

 

さまざまな健康法がありますが、何事もストイックになり過ぎず出来るだけ楽な方法で乗り切りましょう。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ FPWing、grafvision、wrangler / shutterstock

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