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ワーママが転職に成功するコツは?「急な休み」に対応してくれる会社はあるの?譲れない3つの条件

  • 2024.9.24

(この記事では、ママによる育児体験談をお届けします)長男は次の進級で年少クラスに、次男も2歳になるまで1か月を切りました。2人育児の速さに驚く日々。そして私もまた新たな道に進もうとしています。今の職場からの卒業が決まったのです。結婚と同時に引越し、それからずっと働いている職場。スタッフに恵まれ、出産育児をしながらとても働きやすい環境でした。しかし、給料面・仕事の内容などを考えて転職をすることに。今回は私の転職活動について書きたいと思います。※本記事は、個人の感想に基づいたものです。

フルタイムで休日出勤も…私の働き方

私の仕事は薬剤師です。薬剤師が働ける場所には病院と調剤薬局があります。

病院薬剤師は主に入院患者さんの薬を調剤し、お薬の説明を行き、注射の処方を確認することが仕事です。そのため病院に入院しないとあまり皆さんと会う機会はありません。皆さんになじみのあるのは調剤薬局の薬剤師になるかと思います。

大して、クリニックで出された処方箋に対して薬を用意し、説明をしてくれるのが薬局薬剤師です。

私は現在病院で9~16時の育児短時間制度を使って働いています。4月からは8時半~17時のフルタイム勤務の予定でした。土曜日は隔週で半日仕事(これは今も)。さらに1週間ごとの当番制で薬局の携帯当番が回ってきて、日曜日も半日出勤というかたちです。

病院薬剤師は調剤薬剤師とは違い、何かあれば昼夜関係なしに携帯が鳴り出勤することもありました。

働き方への不安と、給料面への不満

ママリ

夜勤がないのはありがたいのですが、当番の週は拘束されいつ鳴るかわからない携帯をもちながらの子育て……。不安が募っていきました。

そして給料面でも不満が。私は私立の薬科大学出身のため学費がとても高額でした。それでも行かせてくれた両親には感謝しかありませんが、学生時代は奨学金を借りて生活。そして就職後すぐに奨学金の返済が始まったのです。

結婚後は私たちの住んでいる地域が車必須のため、夫婦そろって車のローンがあり、加えて子どもの保育料も。共働きで稼いでいるにも関わらず、毎月トントンで貯金ができません。

子どもをしっかりと大学に行かせてあげたいならなんとかせねば!と焦りばかりが募ります。そこで私は決意しました。

一般的に、病院勤務よりも調剤薬局勤務のほうが給料は高いと考えた私は、少しでも収入を増やすためにも調剤薬局への転職をすることにしたのです。

子どもと過ごせる時間はどれくらいあるのだろう?

ママリ

さて、転職を決意しましたが、今度はどうやって働こうかと悩みました。賞与もある正社員で働くか、賞与はなくても急に感染症などで仕事を休まなくてはいけなくなった時を考えてパート勤務になるかです。

わが家は夫婦そろって県外出身で、近くに他に頼れる親族はいません。全てのことを夫婦2人で行っています。

正社員になると、ほとんどの会社が9~18時+残業。家や保育園まで近い職場を選んでも、家に着くのが19時としてそこから夕食を作って食べさせてお風呂に入れて寝かせて…。

夫と相談していくうちに、1日のうち子どもとどのくらい触れ合えるんだろう?もう少し子どもと一緒にいたいよね!私たちには厳しいよね!ということになりました。

そこで昨年末から転職会社を使ってパートの転職活動をスタートさせたのです。

求人が意外に少ない?譲れなかった3つの条件

ママリ

転職に際して譲れないとしていた条件は以下です。

  • 勤務時間は9~17時
  • 少し残業するのはかまわないが、保育園のお迎えを18時までには完了できる距離(延長料金も発生するので)
  • 急に休んだ時の体制がしっかりしている

正直すぐに見つかると思っていたのですが、それは甘い考えでした。「パートよりも正社員で働ける方を!」「パートでも18時まで働けるのが条件!」という会社が多かったのです。

また、勤務時間は私の希望条件だとしても家から30分以上の距離があり、面接を受けることをお断りしてしまうことが多々ありました。

転職サイトに登録して2か月。自分が希望する求人のなさに「正社員で探そうかな?それか18時までにしようかな?」という思いが出てきます。

しかし、お金よりも大切にしたかったのは子どもたちと過ごす時間です。保育園の帰り道、手をつなぎながらゆっくりと話す時間、帰宅後の絵本読みや粘土遊び。この時間がなく、日々慌ただしく過ごすのは嫌。やはり就業時間と通勤時間は譲れませんでした。

条件に合う職場との出合い

ママリ

2月に入って何件かお話を聞きたいと思う会社さんが出てきました。そこで3社、面接を受けることに。どの会社も勤務時間・勤務地とは私の条件に合っていました。ただし、子どもの話になると「うーん……」と言われることも。

やはり急きょの休みは厳しいと言われてしまうこともありました。しかし3社のうち1社は、子育て中ということも理解していただき働きやすそうと感じたので、そこで4月から働かせてもらえることになったのです。

ワーママの転職で大切にしたいこと

ママリ

こうして私の転職活動は無事に終わりました。途中で心が折れそうにもなりましたが、家族の時間も大切に、かつ収入も増やしたいと思いで活動してきて本当に良かったです。

ワーママさんの中には働き方で悩んでいる方も多いかと思います。正社員かパートか譲れない条件を考えるときもあるでしょう。そんなとき、今回の記事が他のワーママさんにとって、焦らず働きやすい環境を見つけるきっかけになればいいなと思います。

著者:ママリ編集部

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