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高知県の魅力全部盛り!ご当地グルメによさこいも!【OMO7高知 by 星野リゾート宿泊ルポ】

  • 2024.9.24

2024年6月13日にグランドオープンした、四国初進出の「OMO7高知 by 星野リゾート」。高知に根付くもてなし「おきゃく文化」や、必ず食べたい藁焼きカツオといったご当地グルメ、ソウルフードのいも天、よさこい祭り、日曜市に代表される街路市など、ご当地の魅力や熱気がたっぷり詰まったホテルを現地ルポで紹介します。OMO7高知に泊まれば、高知県の魅力を余すところなく感じることができますよ!

「OMO7高知 by 星野リゾート」5つの推しポイント

広々とした開放感ある大浴場「トサノユ」に癒やされる

客室からの眺望よし!

お部屋で楽しめる「酔っちょれセット(有料)」でもらえる盃「べく杯」が可愛い

ディナービュッフェで作れる「芋けんぴパフェ」が楽しい

1泊1室53,000円~(1室あたり・税込・夕朝食付)

「OMO7高知 by 星野リゾート」ってどんなホテル?

OMO7高知は、東京・羽田空港から、高知空港まで飛行機で約1時間20分、空港から高知市内空港連絡バスで約30分と、計2時間ほどでアクセスできます。「菜園場町(さえんばちょう)停留所」でバスを下車し、徒歩約3分と停留所から近いのも便利です。

スタッフおすすめのお店がわかるご近所マップ

OMO(おも)のコンセプトは、テンションあがる「街ナカ」ホテル。その土地のよさを、余すことなくディープに感じることができるのが大きな魅力なんです。スタッフによるガイドツアーや、滞在の拠点となる「OMOベース」にあるスタッフおすすめのショップ情報がまとまった「ご近所マップ」、ホテル内で行われるナイトイベントなど。

カフェやディナー&モーニングビュッフェでは、カツオやいも天、芋けんぴ、郷土料理など、ご当地グルメをたっぷりと満喫できます。

OMO7高知のエントランスを入ると、大きな「OMO」のオブジェと、抜群の存在感を放つ木彫りの土佐犬が迎えてくれます。その奥には、空間を贅沢に使った開放感のある大階段が! 旅のわくわく感を盛り上げてくれます。

夜に行われるショー「よさこい楽宴LIVE」のステージと客席に変身

大浴場「トサノユ」で心身ともに癒やされる

1日の終わりには、広いお風呂に浸かってゆっくりと疲れを癒やしたいものですよね。OMO7高知の大浴場「トサノユ」は、内湯、露天風呂に加え、サウナもあります。

トサノユの入口にいる木彫りの土佐犬。なんとも言えない表情で見つめてきます

明るい時間と夜に入るのとでは、ガラリと印象が変わる露天風呂。明るい時間は特に、より開放的な雰囲気が楽しめます。露天風呂の前にある庭園は、植物学者、牧野富太郎博士が生まれ愛した土佐の原風景を模したもの。

暮らしの中で親しまれてきた薬用植物を多く取り入れ、トサミズキやトサシモツケ、トサノミツバツツジなど、土佐に根付く四季折々の草花の風景が楽しめます。夜には、庭園から植物の香りが漂い、虫の鳴き声と相まって、天然のヒーリング効果たっぷりです。

湯上がりにくつろげるスペースには、ジンジャーゆずドリンクや池川一番茶なども用意されている

大浴場「トサノユ」

露天風呂、内湯、水風呂、ドライサウナ、湯上がり処、脱衣所

時間:15:00~25:00/5:00‐10:00

※温泉ではありません

眺望最高!居心地もよく機能性に優れた客室

高知の宴会文化「おきゃく」をコンセプトにした客室は、8タイプ全133室。筆者が宿泊した、3名まで宿泊できる「うたげセミスイート」は眺望もよく、開放感もたっぷりです。窓側にソファが配されていて、鏡川や高知市街を一望しながら過ごせます。

テーブルには輪になって集まれる円卓と高知の宴会料理に欠かせない皿鉢(さわち・大皿料理のこと)をイメージした台も

4名まで宿泊できる「うたげスイート」は、ソファとテーブルが配され広々。ベッドの下があいているので、スーツケースなど大型荷物の収納スペースとして使えるのもうれしいです。

うたげスイート、うたげセミスイートともに、土佐犬が宴会を楽しむ様子を描いたウォールアートがあります。

うたげスイートのウォールアート。実はへべれけ気味な土佐犬もいて可愛いんです

棚の扉にも土佐犬を見つけました。ちょっとした遊び心が光ります

酔っちょれセットで可愛い盃「べく杯」がもらえる!

高知県といえば、お酒が強く、よく飲む人が多いイメージがありませんか? それは宴会好きの県民性からきているのかもしれません。OMO7高知では、宿泊者限定で高知の宴会文化「おきゃく」について学べる「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」も毎日無料で開催されているので、参加してみると理解が深まります。

宴会のお座敷遊び「可杯(べくはい)」や「菊の花」も体験しながら学べる楽しい講座です。

えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座

開催時間:毎日17:00~17:30

集合場所:1階OMOベース大階段

※宿泊者限定(滞在中のみ)のアクティビティです。

※内容が変更になる場合があります。

お部屋で高知のおきゃく文化を楽しめる「酔っちょれセット(2人前4,800円)」も用意されています。高知の郷土料理をアレンジしたおつまみに、高知の地酒2本、べく杯(高知のお座敷遊びで使われる盃)がついてきて、お部屋で宴会が楽しめます。

天狗、ひょっとこ、おかめにコマがセットになったべく杯。お座敷遊びでは、この3種の盃とコマを使って遊びます。コマを回し倒れたところで、表示されている3種のうちいずれかの盃でお酒を飲みます。お酒を注がれると、飲み終わるまで置くことができないという、楽しくも恐ろしい遊びです。

お部屋でお座敷遊びを楽しんだら、べく杯が持ち帰れるのもうれしい。見た目も可愛く、旅のよい記念になりますね!

お部屋でおきゃく文化体験「酔っちょれセット」

受け渡し時間:19:30~21:30(1階 OMOベース)

対象:大人

含まれる内容:おつまみ(複数皿)、日本酒 (二合瓶・2本)、べく杯、風呂敷

料金:4800円/1セット(2人前)

申し込み:専用予約ページから受付又はフロントで

※施設での当日分の申し込みは21:30までとなります。

※当日の予約については、在庫状況によって用意できない場合があります。

※宿泊者限定(滞在中のみ)の提供品です。

※内容が変更になる場合があります。

ディナービュッフェで自由にトッピングできる「芋けんぴパフェ」

高知のお土産としても知られる「芋けんぴ」。OMO7高知でも、目の前で仕上げた芋けんぴがディナービュッフェでも楽しめます。ソフトクリームに好きなソースやトッピングをかけて、芋けんぴを好きなだけ添えて「芋けんぴパフェ」のできあがり。

ソフトクリームもおいしくて、トッピングも種類豊富で楽しいです。

左:ストロベリーソースにフルーツコンポート、おいり、ココナッツロング 右:黒蜜にきなこ、白玉、あんこをトッピング

藁焼きカツオの実演もあり!ディナービュッフェ

高知といえば、カツオ! 夕食では目の前で藁焼きカツオの実演もあり、迫力満点です。

そのほか、みょうがやタケノコ、こんにゃくを使った田舎寿司や、高知ではシメにいただくという屋台餃子など、ご当地ならではのグルメがずらり。高知県内でも食べられるところが少ないという、蟹の旨味たっぷりな「つがにそうめん」も楽しめます。

ドリアやペンネ、クリーム煮など洋食のメニューのほか、麻婆豆腐や海老チリ、チャーハンなど中華のメニューなど、幅広いラインナップなのもうれしいです。

ドリンクは高知の日本酒3種飲み比べをチョイス。さすが酒豪の多い高知県……3種とも小さめボトルで提供されます。ソフトドリンクは、仁淀川ジンジャーエールのほか、文旦ドリンク、小夏ドリンク、ゆずドリンクなど、柑橘系ドリンクがそろっています。

用意された大皿に料理をいろいろ盛って、皿鉢料理風にしてみました。宴会気分でいただきます!

高知のソウルフード「いも天」も!モーニングビュッフェ

朝食のビュッフェでは、田舎寿司やじゃこ天などの郷土料理はもちろん、女性にうれしい小さいパンも種類豊富に並んでいます。クロワッサンや塩パン、チーズベーグル、ブリオッシュ、カレーパンなどなど、ミニサイズなのでいろいろ食べられるのがいいですね。

高知県はゆずの生産量が全国1位ということにちなみ、「ゆず香るフレンチトースト」も楽しめます

目の前で仕上げてくれる、高知県のソウルフード「いも天」も。高知空港のショップや日曜市でも楽しめるいも天は、それぞれ微妙に味が違うので、食べ比べしてみるのもおすすめです。

カツオの漬け丼もあり!

大皿にパンを並べて、フレンチトースト、サラダやスープ、ヨーグルトにグラノーラ、デザートの白桃コンポートと盛りだくさん! 朝からお腹も心も満たされる、幸せな朝食時間です。

ゆず&はちみつ、グレープ&ピーチのフレーバーウォーターのほか、パイナップルジュースやアイスコーヒー、ほうじ茶、牛乳、水もあり

ディナー、モーニングともに、食後に温かいコーヒーやカプチーノ、紅茶やハーブティーも楽しめます。紙カップも置いてあるので、食後に部屋に持ち帰れるのも便利です。

OMOダイニング ディナー・モーニングビュッフェ

【ディナービュッフェ】

時間:18:00~20:30(18:00~/18:30~/19:00~の3回予約制)

料金:大人1名6,000円/子ども(11歳以下7歳以上)1名4,200円/子ども(6歳以下4歳以上)1名1,500円

【モーニングビュッフェ】

時間:7:00~10:00(最終入店9:30)

料金:大人1名2,500円/子ども(11歳以下7歳以上)1名2,500円/子ども(6歳以下4歳以上)1名600円

ディナービュッフェは、外来利用OK・モーニングビュッフェは宿泊者のみ

料金は税・サービス料込

OMOカフェ&バルの「カツオドッグ」もおいしい

手ごろなスナックやドリンク、ジェラートがそろうOMOカフェ&バルもあります。中でも、カツオを混ぜ込んだソーセージがのった「カツオドッグ(税込850円)」は、満足感とおいしさがそろったメニュー。小腹を満たすのにもぴったりです。

オーダーしたものは、カフェ内だけでなく、同じフロアにある大階段やラウンジでくつろぎながら楽しめます。

一緒にいただいたのはみょうがネード(税込650円)。なんと丸ごとみょうがが入っています

OMOカフェ&バル

時間:10:00~22:00(最終入店21:45)

カフェのすぐ隣の一角には、OMO7高知ならではの雑貨などが買えるお土産ショップも。筆者らがその可愛さに目を奪われ、思わず購入に至ったTO&FROとOMO7高知コラボの商品は、オンラインでも販売されていない、ここでしか買えない特別感あふれるアイテム。

可愛いクジラや花メダルの絵が入ったトラベルオーガナイザーエアー(Sサイズ 税込2,970円~)やエコバッグ(税込4,950円)は、旅好きのココロくすぐるアイテムです。

よさこいの熱気でアツい夜を

高知県のお祭りといえば「よさこい祭り」がありますよね。OMO7高知では、祭りの熱気と活気が1年中味わえるように、「よさこい楽宴(らくえん)LIVE」が毎日21時から開催されています。

振付や楽曲、衣装まですべての演出がOMO7高知オリジナル! 観客も気楽に踊りを体験できて、よさこい祭りの雰囲気を楽しむアツい夜を過ごせます。

街路市をめぐるツアーもあり!

高知市が認めた公設の街路市「日曜市」は、300年もの歴史があり、人気観光スポットのひとつ。OMO7高知では、スタッフがガイドとなって案内してくれるツアーがあります。宿泊者なら、無料(路面電車乗車券代200円が必要)で参加OK!

 

酢がきいちゅう、日本一の日曜市ツアー

開催時間:毎週日曜日(雨天決行)

1回目:7:00 AM~8:00 AM

2回目:8:15 AM~9:15 AM

所要時間:1時間

対象:年齢制限なし

料金:無料

※日曜市路面電車の乗車券代200円別途要。(2024年11月1日よりは230円となります)

※日曜市までは路面電車を乗っての移動となります。

定員:最小催行人数1名/回、最大定員6名/回

集合場所:1階ご近所マップ前(出発5分前までに)

持ち物:歩きやすい服装、靴でご参加ください。

気になるアメニティは?

ホテルに泊まると気になるのがアメニティ。OMO7高知では、フロント横に置かれたアメニティから、自分の必要なものをピックアップしていくスタイル。歯磨きセット(大人・子ども)、ヘアブラシ、ヘアゴム、綿棒、コットン、ボディタオル、カミソリが用意されています。

大人用館内着。上下セパレートタイプでデザインも可愛い

館内着(大人用フリーサイズ、LLサイズ、子ども用)も他のアメニティ同様、フロント横からピックアップします。

客室には冷蔵庫の中にウォータージャグがあるので、各階に設置されているウォーターサーバーで水を入れて使用します。玄米茶のティーバッグもあり。お部屋で気軽にコーヒーやハーブティーを楽しみたい人は、持参するのがおすすめです。

可愛いデザインのマグカップ。1階のショップでも販売されています

大浴場「トサノユ」には、タオルや化粧品、アメニティがそろっているので、手ぶらで行っても問題なし! クレンジングは脱衣スペースにあり、他にはハンド&フェイスソープ、化粧水、乳液があります。

その他、コットン、綿棒、ヘアゴム、ヘアブラシ、ドライヤーなど必要なものがそろっていて安心。OMOのアメニティについて詳しくは、こちらも参考にしてみてください。

高知県のあれこれを全部楽しめるホテル

OMO7高知に泊まれば、高知県のご当地グルメから、お祭り、その土地に根付く文化まで、ご当地を深く知ることができるのが最大のメリット。土佐のおきゃく講座や、よさこい楽宴LIVE、街路市をめぐるツアーなど、アクティビティにもフルに参加して、ご当地の文化に触れてみてくださいね。

OMO7高知 by 星野リゾート

所在地:〒781-0832 高知県高知市九反田(くたんだ)9-15

電話番号:050-3134-8095(OMO予約センター)

宿泊料金:1泊53,000円~(1室あたり・税込・夕朝食付)

チェックイン 15:00、チェックアウト 11:00

アクセス:とさでん交通「菜園場町駅」から徒歩3分、高知空港から車で30分


 

[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]

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