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「子どもへの暴言」「見守り不足」近所の3児母を児相に通告した話

  • 2024.11.17

児童虐待のニュースはいつも胸が痛みますね。もし、皆さんが児童虐待を疑う現場を目撃したら…どのように行動しますか?今回ご紹介するお話は、1児のママが実際に経験した体験談です。主人公のママはある日、近隣に越してきた5人家族の中野さん家族に遭遇したところから物語は始まります。普通ではない中野家の様子を見て、主人公のママは児童相談所に通告を決意しますがためらってしまい…。もし同じ立場に立った時、目撃者として隣人家族を児童相談所へ通告できるかどうか考えさせられるエピソードです。『近所のパパママを児相に通告した話』どうぞダイジェストでお読みください。

©ママリ
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幸せそうな5人家族だと思ったのに…

主人公のママは最近引っ越してきた中野家とはあいさつをする程度の仲でした。幸せそうな5人家族に見えていたのですが、ある日、道ですれ違ったとき耳にした中野家の母親の声に、ドキッとします。

別の日にも、玄関先で長男を「クズ」と怒鳴りつける中野家の父親を見かけた主人公…。子どもの体に傷がつくようなけがや暴力を目撃してはいませんが、ただならぬ物音や親の声、それに対する子どもの反応などから「もしかして虐待なのではないのか…」と考え始めます。

通報しないと。でも、間違いだったら…?揺らぐ気持ち

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主人公は児相に通告を検討しますが、「もし間違いだったら」「自分が通告したとバレたら」と考え、なかなか行動に移すことができません。

自分のなかで通告をしない理由を探したり、虐待ではないと納得させようとしたりと葛藤が続きます。

もしも自分に当てはめてみても、きっと同じような不安を抱えるだろうと思うシーンです。ほかの家庭の虐待疑いを通告するのは勇気がいりますよね。特にご近所づきあいがあったり、知り合いなどですと躊躇するケースもあるのではないでしょうか。

通告を決意する出来事が発生

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ある日、主人公のママが車を走らせていると、突然目の前に中野家の子どもたちが道路に飛び出してきました。慌てて急ブレーキを踏んでことのなきを得ましたが、主人公のママさんはあやうく加害者になるところ。

慌てて中野家の親を探すと、母親がすぐそばに。目があうと謝るでもなく「こんにちは」とあいさつしてきたのみでした。これには主人公のママさんも異常性を感じ、事故が起こる前に児相へ通告することを決意するのでした。

児相に通告を決意

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自宅に戻った主人公は、勇気を出して児相に通告。WEBからの匿名通告を行いました。翌日には、中野家に児相の車が停まっているいるのを発見。すぐに児相が動いてくれたことに、主人公のママさんはほっとしたのでした。

その後、中野家は親の子どもに対する態度が変わり、周りもびっくりするほど穏やかな人になったそうです。主人公のママさんの行動によって、良い方向へ進んでよかったですね。

周囲の家庭について自治体に相談するのは、少しハードルを感じることがあります。しかしそんな中でも勇気を出して一歩踏み出すことで、子どもの命を守ることにつながる場合や、その家庭にとってプラスになる場合もあると感じさせてくれるエピソードです。

著者:ママリ編集部

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