アプローチの距離感は「イチ、ニ、サン、シ！」の“リズム”で作ろう！

多くの人は、アプローチの距離感を振り幅で調整していると思います。でも、振り幅ばかりを考えるとインパクトでゆるんで大ショート！ なんてこともあるのでは？ そんな人は「リズム」で距離感を作ってみてください。

リズムを変えるだけで自然と振り幅が変わる！

イチ

ニ

サン

ヨン

まずは「イチ」でアドレス。「ニ」で軽くフォワードプレスしながら「サン」でバックスイング。そしてポイントは「シ！」のところ。ここはインパクトではなく、フィニッシュ。インパクトはあくまで通過点です。あとはリズムを変えるだけで、自然と振り幅が変わり、距離感が養われてきます。

POINT

「ニ」のタイミングでグリップを軽く押し出す

始動の直前に手元を目標方向に出す「フォワードプレス」は軽く。体の中心から左股関節前あたりにグリップを軽く押し出す。

これはNG!

「シ！」をインパクトにすると、どうしてもリキんでしまいリズムが悪くなる。パンチも入りやすくなるため狙った距離感が出しづらい。

応用編

【球を高く上げるとき】フェースもスタンスもオープン

球を高く上げたいときは少しオープンスタンスにして、そのぶんフェースも少し開いてください。あとは同じように「イチ、ニ、サン、シ！」のリズムで、やわらかいボールが簡単に打てます。リズムで距離感を出すコツは「短い距離を打つときはゆっくり、長い距離を打つときは速くカウントする」です。

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大村桃葉
●おおむら・ももは／静岡県出身。昨年、PGAティーチングプロ実技試験に合格し、現在はLPGAツアープロテスト合格のため技術の研鑽に励んでいる。全国でチャリティーゴルフイベントの企画も行ないマルチな才能を発揮。RtoLゴルフサポート所属。
【Instagram】momoha__rtol_golf

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写真＝竹田誉之、協力＝エースゴルフクラブ赤坂