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【ヤオコー】連日売り切れ! 「珠玉のお惣菜」2品は低カロリーなのにしっかりおいしかった!

  • 2024.9.22
【ヤオコー】連日売り切れ! 「珠玉のお惣菜」2品は低カロリーなのにしっかりおいしかった!の画像1
ヤオコー外観(写真:サイゾーウーマン)

関東を中心に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。9月16日から販売開始された、同チェーンと女子栄養大学のコラボ商品を、グルメライターが実食し、その味を確かめてみました。

目次

・【ヤオコー】とは? 埼玉企業とのコラボ商品も多数
・コラボ新商品、連日売り切れ!
・新作「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」537円実食!
・新作「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」429円実食!
・低カロリーなのにしっかりおいしい! けど割高?

【ヤオコー】とは? 埼玉企業とのコラボ商品も多数

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ヤオコー外観(写真:サイゾーウーマン)

株式会社ヤオコーが関東一円に190店舗(公式サイトによる)を展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。筆者が通いつめ、愛してやまない同チェーンですが、現在意外なコラボ商品を販売しています。

それが、16日から発売された埼玉県坂戸市を本拠地とする女子栄養大学とのコラボメニュー。ヤオコーのフェイスブックでは、「学生さんが調査分析、試作を重ね、製造企業で調整された珠玉のお惣菜です!」と説明しています。

ヤオコーと言えば、2020年には創業130年を記念して、埼玉県川越市のコエドブルワリーとコラボしたアニバーサリービールを出して人気を博したほか、埼玉県所沢市の人気ラーメン店「自家製手もみ麺 鈴ノ木」監修の商品を発売するなど、発祥の地である埼玉県の企業とたびたびコラボをしています。

【ヤオコー】珠玉の新商品、連日売り切れ!

今までと同じく埼玉県に本部はあるものの、飲食店ではなく大学と行った異色とも言える今回のコラボについて、「栄養士の卵たちが開発したメニュー、健康には良さそうだけど、味はどうなんだろう……?」という疑問を持った筆者は、店舗を訪れて商品を購入し、その実力を確かめてみることにしました。

なお、このコラボではサラダ、生春巻き、トルティーヤ、スープという4つのカテゴリーで開発が行われたそうですが、16日から販売されている第1弾は、そのうちのサラダと生春巻きに該当する「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」(537円、税込み/以下同)、「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」(429円)の2つが販売されています。

筆者はいつも通り昼下がりである午後3時に店舗を訪れましたが、なんとこの時間では双方ともに売り切れ。次の日は少し時間を早めて午後1時頃に訪れると、「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」が売り切れていました。

そのため、さらに次の日に午前11時ごろ訪れると、両方ともゲットすることに成功。新商品ゆえの高い人気なのか、そもそも製造数が少ないのかはわかりませんが、この商品に興味を持った方は、かなり早めの時間に訪れた方がいいようです。

【ヤオコー】新作「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」537円実食!

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「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」と「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」(写真:サイゾーウーマン)
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「女子大学生のレシピを商品化」と書かれたシールが付いていました(写真:サイゾーウーマン)。

まず思ったのは、「サラダ、ちょっと高いな……」というもの。生春巻きに関しては、以前から発売されている商品と価格帯がほぼ同じであったことから気にならなかったものの、サラダに関しては「20品目のサラダボックス」(321円)など、今回買った「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」よりかなり価格帯が下、かつ大容量の商品がある印象でした。

また、サラダ用のパック野菜もかなりコスパの良い商品があるので「サラダやパック野菜の大容量商品より200円以上高い上に量が少ないし、あえて買うだけの魅力があるのか……?」と疑念を抱いてしまいます。そのため、まずこちらから食べることにしました。

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ふたを取った「サツマイモボールで味変!彩りバラエティサラダ」537円(写真:サイゾーウーマン)
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サツマイモボールだと思われる、さつまいもを使ったポテトサラダが中心に乘っています(写真:サイゾーウーマン)

なお、「ヤオコー」の公式フェイスブックアカウントが行ったこれらのコラボ商品の説明によれば、「ドレッシングなしで美味しいサラダです」とのことだったので、今回はドレッシングなどをかけず、そのまま食べました。

まずは味変用のサツマイモボールを避け、ほかの具からトライすることに。しっかりとカレー味の付いたレンコンやベーコン、しめじと合わせて口にすると、かなり食べやすい味わいになり好印象でした。

以前食べた時の記憶で、キヌアはプチプチ食感が楽しめると思っていましたが、しっかりと火を通したもののようで、ホクホクに近い食感となっておりこれはこれでアリ。

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まわりにはスーパーフードとして知られるキヌアや……(写真:サイゾーウーマン)
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カレー味のついたレンコン、シメジ、ベーコン(写真:サイゾーウーマン)
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茹で卵なども乗っていました(写真:サイゾーウーマン)
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紫キャベツのマリネ、ミニトマト、チーズなども(写真:サイゾーウーマン)
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それらの下にはレタスが敷かれています(写真:サイゾーウーマン)

途中でサツマイモボールこと、さつまいものポテトサラダを合わせて食べてみると、カレー味の具に優しい甘さとまろやかさが加わって、こちらもかなりハイレベルなおいしさ。味の面では大満足でした。

一方、やはり割高感は拭えない部分があるのと、真ん中に置かれた味変用のサツマイモボールを避けつつも、ほかの具をバランスよく食べるというのが少し面倒に感じてしまうのが難点。

味変に使うのであれば、サツマイモボールは小皿に添えて取り出せるようにするなど、若干の改良をしたほうがより素晴らしい商品になるのではないでしょうか。

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ドレッシングなどをかけなくてもしっかりおいしい味わいで好印象(写真:サイゾーウーマン)

【ヤオコー】「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」429円実食!

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「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」のアップ(ふたを取った写真を撮り忘れました、すみません!)(写真:サイゾーウーマン)

続いて、「サーモンアボカドと黒舞茸の生春巻き」を実食。

こちらはヤオコーのフェイスブックアカウントいわく「黒舞茸の風味、食感が楽しめる春巻きです」とのこと。中の具を確かめた際に、その風味や食感を確かめるべく、黒舞茸を単品で食べてみましたが、しっかりとした風味と弾力のある食感に「確かにおいしい!」と感じました。

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ライスペーパーの中の具はアボカドペーストの付いたサーモン、チーズのついたキャベツやにんじん、黒舞茸、グリーンカール(写真:サイゾーウーマン)

しかし、全体で食べてみると、チーズやアボカド、サーモンなど、より風味の強いものが多く入っていたため、黒舞茸の味わいは見事に消失。

さらに、シャキシャキ感の強い野菜たちに食感も消されてしまい、「おいしいけど、黒舞茸をウリにするならちょっと違うかも……」と感じてしまった部分は否めませんでした。

もちろん、味自体はかなりレベルが高いのと、付属のイタリアンと思われるドレッシングとの相性もいい(かけると本当に黒舞茸の味わいがわからなくなりますが)ので、全体としては逸品だと思います。

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ドレッシングをかけると、よりそのおいしさが引き立ちます……が、黒舞茸は完全にいなくなります(写真:サイゾーウーマン)
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そのままでもチーズやアボカド、サーモンの風味で十分おいしくいただけますが、黒舞茸の味わいが消されてしまいました(写真:サイゾーウーマン)

【ヤオコー】低カロリーなのにしっかりおいしい! けど割高感も

低カロリーなのにしっかりおいしい、という部分については、両方とも文句のつけようのない出来であった今回のコラボ商品2つ。

一方で、割高感や食べにくさ、ウリである品目を生かした味付けのバランスなど、気になる点も少しあったというのが正直なところです。

今回は筆者のヤオコー愛ゆえに、少し厳しい評価をしてしまいましたが、ヘルシーでおいしい商品が販売されること自体は大歓迎なので、今後もぜひこうしたコラボを続けてほしいと思いました。

まだ正式な日程は発表されていないようですが、第2弾のコラボで登場するであろうトルティーヤやスープには、ぜひ第1弾を上回る完成度の商品が登場することを期待して待ちたいと思います!

阿左美賢治(ライター)
中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢ライター。焦って低糖質ダイエットを始め、150kgまで減量に成功したものの、近頃は再びリバウンド気味となっている。自宅で低糖質スイーツを作るのが趣味だが、コンビニやスーパーで見かける糖質たっぷりスイーツの誘惑に負けることも多々。

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