1. トップ
  2. ファッション
  3. スニーカーの寿命はどれくらい? 効果的なメンテナンス方法で長持ちさせよう

スニーカーの寿命はどれくらい? 効果的なメンテナンス方法で長持ちさせよう

  • 2024.9.27

スニーカーを長く履いていると、雨や泥などの汚れが染み込んだり、靴底が擦り減ったり……。今回は、日本のカスタムスニーカー界を牽引する、RECOUTUREの廣瀬瞬さんにスニーカーの平均寿命と、長持ちするための簡単なメンテナンス方法に教えてもらった。

スニーカーの平均寿命は?

「スニーカーの寿命は、使用頻度や保管状況によって大きく異なります。一般的に使用されるポリウレタン素材は10年程度で自然劣化を始めます。靴を履かないで長期間保存しても、空気に触れないことで劣化が加速するため、適切な保管が必要です。今年の箱根駅伝で話題になった、青山学院大学陸上部が使用した8万円のアディダススニーカーは、1日で寿命を迎えるといわれています。これは、スニーカーの耐久性がその使用環境に大きく依存していることを示しています」

スニーカーを長持ちさせるポイント

防水スプレーの使用

「購入時、雨の日には防水スプレーを使用することで、水や汚れからスニーカーを保護し、寿命を延ばすことができます。防水スプレーのおすすめは、高品質なドイツ製のコロニルです」

undefined
Amazon

Collonil(コロニル) シューケアキット 4点セット
¥4,950

適切なフィッティング

「サイズが合っていないと、内側に摩擦による穴が開きやすくなります。しっかりとフィットするサイズを選び、靴紐を正しく結ぶことが大切です」

保湿ケア

「プロテクトスプレーを使用して、スニーカーの素材を保湿し、乾燥によるダメージを防ぎます」

undefined
Amazon

Collonil(コロニル) [コロニル] 防水スプレー 1909
Now 16% Off
¥2,130

日常のメンテナンスと修理

「日常的なメンテナンスとしては、使用後24時間は箱に入れずに風通しの良い場所で乾燥させることを推奨しています」

素材によるメンテナンスの違い

レザー:定期的に靴クリームで磨くことで寿命を延ばすことができます。

メッシュ:防水スプレーで保護し、素材の劣化を防ぎます。

スウェード:スウェード専用のケア製品を使用し、特に保湿を心がけましょう。

自宅での洗濯は推奨されるか?

「スニーカーの洗濯は、基本的には専門のクリーニングサービスを利用することをおすすめします。自宅で洗濯する場合は、手洗いや洗濯ネットを使用することでリスクを減らすことができますが、乾燥は特に注意が必要です」

編集部おすすめのシューズ・スニーカー

ボリュームソールスニーカー

ボリューミーなソールが足もとへ存在感を引き寄せるモード感あるスニーカー。

 

On Cloud 5

いつでも履ける、非常に軽量で万能なライフスタイルシューズ「クラウド」は、ブランドのアイコンモデル。

まとめ

1.適切な保管:スニーカーは使用後、適切に乾燥させ、直射日光を避けた涼しい場所に保管することが重要。

2.定期的なメンテナンス:防水スプレーの使用は雨の日だけでなく、定期的に行うことでスニーカーを汚れや水濡れから保護することができる。また、素材に応じたクリーニング方法を選び、特にスウェードやレザーは専用のケア製品を使用する。

3.適正なフィッティング:スニーカーのサイズが合っていないと内部で摩擦が生じ、穴が開く原因に。購入時には正しいサイズを選び、靴紐をしっかり結ぶことが寿命を延ばすポイント。

4.専門のクリーニングサービスの利用:自宅での洗濯はリスクを伴うため、特に高価なスニーカーやデリケートな素材の場合は専門のクリーニングサービスを利用するのがおすすめ。

スニーカーは単なるファッションアイテムではなく、私たちの日常生活に欠かせない存在。これらの簡単なケア方法を実践することで、お気に入りのスニーカーを長く、より快適に使用することができる。日々の少しの手間が、スニーカーの寿命を大きく左右するので、今日からケアを始めてみては?

お話を伺ったのは……

廣瀬瞬さん

1986年、東京都生まれ。「RECOUTURE」店主。19歳で靴修理店に勤務した後、フランチャイズ店の経営をしながら独学で靴づくりを学び、2013年、国分寺市にリペアショップ「KOKUBUNJISHOES」をオープン。その後、店名を「RECOUTURE」と改め、2023年4月に足立区に移転。


Nana Fukasawaウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。 

元記事で読む
の記事をもっとみる