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【志麻さんのおしゃレシピ】肉で肉を巻く⁉フレンチの伝統料理「ポーピエット」作ろう!肉好きには堪らん♡

  • 2024.9.22

日本テレビ系「沸騰ワード10」で伝説の家政婦・志麻さんが紹介していた「ポーピエット」。肉を野菜で巻くロールキャベツや、野菜を肉で巻くチキンロールなど、古今東西いろいろな巻物がありますが、ポーピエットはなんと肉を肉で巻くという肉好きにはたまらない調理法です。フレンチの調理法には結構不思議なものがありますが、この発想はいったいどこから来たのでしょうか?ということで、志麻さんのレシピに倣いさっそく作ってみました!




志麻さんの「ポーピエット」の材料と作り方




【材料】※2~4人分
・豚肩ロースブロック…約120g
・豚ロース生姜焼き用…約300g
・ウインナー…5本
・卵…1個
・にんにく…1かけ
・パン粉…適量
・塩…適量
・白こしょう…適量



・しいたけ…12個
・白ワイン…100ml
・生クリーム…50ml
・トマトペースト…大さじ2
・コンソメ(固形)…1粒(顆粒なら5g)
・タイム…1株
・ローリエ…1枚
・オリーブオイル…適量
・てんさい糖…適量(実際は使っていません)
・水…適量

・タコ糸(肉を縛る用)

※沸騰ワード10の公式インスタには材料として「てんさい糖…適量」と記載されているのですが、実際に手順通りに作ってみるとどこにも出てきません。
画像には載っていますが、使わないので用意しなくて大丈夫です。

【下準備】

・しいたけを1/4に切ります。
・豚ロースをワインのボトルなどで叩き、薄くします。

【作り方】※調理時間:40分
1. 豚ブロックをミキサーにかけます。



2. ウインナーを加えます。



3. 塩、こしょう、パン粉、卵、にんにくを加え、粗みじんになるまでミキサーにかけます。
ボウルに移して手でこね、約5cmの大きさに丸めておきます。



4. 薄く叩いた豚ロースを広げて、丸めた具を包みます。


※大きい豚ロースの方が楽に包めます。

5. 丸くしたら、ほどけないようにタコ糸で十字に結びます。



6. フライパンにオリーブオイルをひき、塩、こしょうを振り、中火で焼きます。



7. 焼き色がついたら裏返して同様に焼き目をつけます。


8. しいたけを加えます。



9. トマトペースト、白ワイン、コンソメ、具材が半分浸る程度の水、ローリエ、タイムを加え、フタをして20分ほど中火にかけます。



10. 豚肉に火が通ったら、さらに中火で煮詰めます。



11. 仕上げに生クリームを加えて混ぜます。



12. タコ糸を外し、器に盛りつけて出来上がりです。



肉を肉で巻いているので重めの味なのかと思いきや、トマトの酸味と白ワインのせいなのか案外さっぱりと仕上がっていました。
焼き目がついた豚ロースは香ばしいのに、かじってみると中の肉はやわらかくジューシー。これは、豚ロースとタコ糸でしっかり味と肉汁を閉じ込めた結果の勝利ですね。
ローリエとタイムの香り、そして生クリームのソースもよく合う、おいしいポーピエットになりました。

あまり聞きなれないポーピエットは、肉や魚の薄切りで具材を巻く伝統的なフランス料理です。「肉や魚の薄切りで巻く」という調理法自体を指すこともあります。外側の肉は鶏でも豚でもOKですし、中身も何でもOK。しかも今回のように焼いても煮てもよし、揚げてもよしという案外アバウトな調理法です。フランスでは家庭でもよく作るそうですが、トレトゥールと呼ばれるお惣菜屋さんやお肉屋さんの一角で売られていることが多く、さしづめ日本のお惣菜屋さんのコロッケやメンチカツのような手軽なおかずでもあります。日本より、ちょっとおしゃれ感強いですけどね。

レシピにはただ「ウインナー」とありますが、ご存じの通りウインナーにはいろいろな種類があります。
実は今回は、有名な某食品加工メーカーさんのウインナーを使っています。きっと誰もがCMで見たことがある、超有名ウインナーです。驚いたのは、ポーピエットをかじってみると、なんとそのウインナーの味と香りがしっかり残っていて、巻いている豚ロースに全然負けていないのです。つまり、使うウインナーで味が変わるということです。

みなさんもきっとお気に入りのウインナーがあると思いますので、ちょっとおしゃれにぜひ作ってみてください!

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