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会費制結婚式とは? ご祝儀との違いや成功させるためのポイントを解説

  • 2024.9.22

結婚式の費用を少しでも抑えたいと考えるカップルにオススメなのが、「会費制結婚式」。参加者が事前に決まった会費を支払うため、結婚式の費用をコントロールしやすいのが魅力です。本記事では、会費とご祝儀の違いや、費用を安く抑えつつ結婚式を成功させるためのポイントを解説します。

会費制結婚式とは?

「会費制結婚式」では、ゲストにご祝儀ではなく、一定の会費を払ってもらいます。一般的な結婚式よりもカジュアルな雰囲気で、比較的費用を安く抑えることができ、新郎新婦、ゲストともに負担を減らすことができるのが大きなメリットとなっています。主にレストランや屋外、カジュアルなホテルなどが会場とされ、料理はビュッフェや立食形式となっていることが多いです。

ご祝儀との違いは?
一般的な結婚式では、ゲストからご祝儀をいただきます。ご祝儀の相場は大体3万円からとなっていますが、会費制の場合、相場は1万円から1万5千円程度と比較的安い傾向にあります。また、ご祝儀制の場合は式が終了するまで、いただくご祝儀の総額が分かりません。一方で、会費制の場合は、事前に会費の総額を計算できるため、結婚式の予算を組みやすいのもメリットのひとつでしょう。

会費制結婚式はどんなカップルにオススメ?

会費制結婚式はどんなカップルにオススメなのでしょうか。主な例を紹介します。

ゲストの負担を減らしたい
ご祝儀制の結婚式では、どうしてもゲストの負担が多くなってしまいます。友人やお世話になっている仕事関係の人を幅広く招待したいと思っても、金額を考えて躊躇してしまうことが多いのではないでしょうか。会費制の結婚式であれば、支払ってもらう金額も明朗なので、気兼ねなくゲストを招待したいというカップルにオススメです。

自由な雰囲気の結婚式を挙げたい
フォーマルな雰囲気は堅苦しくて苦手というカップルも少なくないはず。会費制の結婚式であれば、ゲストとの距離が近く、演出やプログラムも比較的自由に決められることが多いです。そのため、フラットな雰囲気で、自分たちならではの個性的な結婚式を挙げたいというカップルにオススメです。

事前準備を減らしたい
一般的な結婚式では、ゲストの席決めや引き出物の用意など、事前に準備しておかなければいけないことが多くあります。一方、会費制の結婚式は事前準備の負担が少なくて済むので、準備に割く時間をなるべく減らしたいというカップルにオススメです。たとえば、立食形式のパーティの場合であれば、席決めの必要がありませんし、会費が高くなければ引き出物がなくても大丈夫です。代わりにプチギフトや引菓子などを用意しておくとよいかもしれません。

会費制結婚式を成功させるポイントは?

会費制結婚式を成功させるためには、どのような点に気をつけると良いでしょうか。主なポイントを紹介します。

内容に合わせた会費の設定
会費制結婚式では、会費を自由に設定できる一方で、金額に反して料理などのクオリティが低いと、ゲストから不満が出る可能性もあります。会費制結婚式の会費を決めるポイントのひとつが、料理スタイルです。ビュッフェ形式が最も費用が安い傾向にあり、着席のコース形式だと、ビュッフェに比べて高くなります。きちんと見積もりを立て、内容に見合った会費を設定しましょう。

予算の計画を立てておこう
会費制結婚式では、費用をどこまで自分たちで負担するか明確に決めておくことも重要です。たとえば会費は料理代と飲み物代のみにするのか、会場代も会費から捻出するのかによって、会費や自己負担する金額も変わってきます。安く抑えるはずが、予算をかなりオーバーしてしまったということにならないよう、しっかりと計画を立てておきましょう。

持ち込み料の有無を確認
レストランなどの会場に、テーブルの飾り付けや衣装を持ち込む場合には、別途「持ち込み料」がかかる場合があります。たかが持ち込み料と思っていても、場所によってはかなり高額な金額を請求されることも。何にどれくらいの持ち込み料がかかるのか、あらかじめ確認しておくと安心です。

会場の設備も要チェック
会場にレストランを選ぶ場合、一般的な結婚式場と異なり、パーティ向けの設備が不十分な場合も多いです。結婚式の開催に必要な設備として、たとえば新郎新婦が着替えるためのスペースや、演出によってはプロジェクターとスクリーン、マイクなどの音響装置、スポットライトなどの照明装置が挙げられます。会場を選ぶ際には、事前にこうした設備が整っているかもチェックしておきましょう。

会費制でふたりらしい結婚式を

新郎新婦とゲストの負担をともに減らすことのできる、会費制結婚式。アットホームな雰囲気や自由度の高さなど、ご祝儀制にはない魅力があります。うまく費用を抑えながら、満足できる結婚式にしましょう。

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