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甘い豚の脂がたまらない…!サムギョプサルが楽しめる、韓国本場のムードが漂う麻布十番の店

  • 2024.9.22

今や日常生活において身近になったと言っても過言ではない、韓国グルメ。

そのなかでも“サムギョプサル”は、王道中の王道。

鉄板で豚肉のブロックを焼き、ハサミで細かく切ってサンチュで巻いて薬味とともに食べるもので、本場韓国では日常に寄り添う、まさにソウルフード。

カジュアルな雰囲気と価格ゆえ、日本での知名度も高い料理だが、本場のムード漂う一軒が麻布十番の『豚とんびょうし』だ。

分厚い鉄板を流れゆく豚の脂は、眺めるだけでビールがすすむ
麻布十番『豚とんびょうし』のサムギョプサル
外側がこんがりしたら、ひと口大にカット。肉から出る芳醇な香りが食欲をそそる。鉄板がキムチ側に傾いているので、肉の脂で焼かれるキムチの旨みも増す


場所は、店主の韓国人義父が1964年に開業した『焼肉 栄来亭』の上。店には多数の韓国人俳優やアイドルのサインが並ぶ。

麻布十番『豚とんびょうし』で取り扱っている岩中豚
食後感の軽い岩中豚を使う。上がバラ肉で下が肩ロース


扱うのはストレスの少ない環境で育てられた岩手の岩中豚で、バラとロースの食べ比べが可能。

東京で食べられるサムギョプサルは数あれど、ブランド豚として名高い岩中豚のそれは珍しい。石の鉄板で焼く岩中豚は肉汁が香ばしく、噛むほどに甘さ深まる。

麻布十番『豚とんびょうし』のお肉を焼いている様子
スタッフが焼いてくれるので絶妙な焼き加減となる


脂を落としながら香ばしく焼くその豚は、ほのかな甘みを含み、口内でさっと溶けるような脂身が特徴だ。

麻布十番『豚とんびょうし』のサムギョプサル
たっぷりの野菜で薬味と一緒に肉を包んだら、サムジャン(韓国の合わせ味噌)がベースの自家製ダレやごま油でいただく。「サムギョプサル食べ比べコース」¥3,880


エゴマや辛味ねぎ、青唐辛子、鉄板で焼いて豚の脂を吸ったキムチやにんにくを合わせてサンチュで巻けば、いくつにも重なる香りと旨みがたまらない。

そんなサムギョプサル食べ比べコースは、前菜から〆まで大充実でひとり3,880円という超良心価格。

たっぷり絡めるチーズは背徳的
麻布十番『豚とんびょうし』のサムギョプサルと追加のチーズ
東京カレンダー


プラス¥680でサムギョプサルにチーズを追加することも可。

鉄板に置いた小鍋の中でとろとろに溶けたチーズは、濃厚でたまらない!

麻布十番『豚とんびょうし』の内観
東京カレンダー


「これだけでも美味しい」という名高い自家製サムジャンにも注目だ。


十番にて韓国のカジュアル食のレベルの高さを思い知るだろう。

定番韓国グルメ“サムギョプサル”を堪能したいなら、一度は行ってみたい『豚とんびょうし』を要チェック!

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