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林修も認めた高校生登場!?異才の彼らが、幼少期に好きだったものとは・・・

  • 2024.9.22

大人になってから探究したこと ありますか?

©️ABCテレビ

自分自身についそんな問いを投げかけたくなる『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』2024年大会(以下、『Q-1』)。高校生たちが、純粋な好奇心から立てた“問い”をもとに探究テーマに臨み、熱量タップリに9分間のプレゼンテーションを行うこの番組。世界を変え、未来さえも変えてしまうかもしれない斬新なプレゼンは、大人たちにとってこそ興味深いものばかりです。

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3回目となる今大会は過去最多となる日本全国18都府県から、総勢120チームの高校生が参加。番組では決勝戦に進んだ4チームが、思い思いに探究したテーマを熱い思いとともにプレゼンにぶつけ、各界の有識者たちによる審査に挑みました。白熱する質疑応答もまたアツくて面白い。決して子ども扱いをしない審査員と高校生たちの真剣な意見交換は、時に高校生が審査員を唸らせるなど、プレゼンを見守る側にとっても刺激的。“新たな視点と発見”への気づきが詰まっていて、観ている側が思わず“探究熱”を掻き立てられるほどです。

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そんな『Q-1』で今回決勝に残った4チーム。

「巨大積乱雲の発生予報」、「クロマルハナバチの飼育方法」、そして「フードコートでご飯を食べたい!」といったバラエティに富んだ探究テーマが並び、それぞれに熱量あるプレゼンが行われ、その中から「最優秀イノベーター」に選ばれたのは、群馬県立高崎高等学校3年生4人がAI技術を駆使して開発した英語学習ツール『EnglishLens』でした。

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この探究発表に「素晴らしいですね…目が覚めるような発明ですよ!」と唸ったのは京都大学前総長で総合地球環境学研究所所長の山極壽一さん。「英語嫌いな子どもたちを英語好きにさせる…そんな教育者も真っ青な素晴らしい問いを立て、最先端の技術でアプリを作り、しかも産業にまで持っていける可能性も示してくれた」と賛辞を惜しみませんでした。

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そんな絶賛を受けた4人はどんな高校生なのか? 大会後に“自分の好奇心のタネ”を見つけるに至ったきっかけや、今後の目標についてお話を伺いました。

リーダーの黒澤駿さんは昨年の2024年大会でベスト16となる「ナイス探究賞」を受賞した経験の持ち主。「小さいころから作ることが大好きでした。おじいちゃんが大工さんで、一緒に台車を作ってすごく楽しかった記憶があるんです。それからプログラムやAIに興味を持って、高校1年生の時にVRゲームを作ったときに、家族みんなが一緒になって喜んでくれたことがうれしかったですね。今回はこの4人で頑張ってきて、みんなで一緒にアプリを作り出せたことがうれしいです。大学でもAIを学んで、より多くの人々に届けられるような開発をしたいです」と笑顔を見せてくれました。

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森田大智さんは「小さいころはレゴブロックが大好きで。小学2年生の時にゲームクリエイターになりたいとプログラミングに興味を持ち始めたとき、母親は自分のパソコンを貸してくれて、プログラミング教室も見つけてくれました」と幼いころから自分の夢を見守ってくれた親に感謝を。

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細田晃佑さんも「高校生になったときに、親にプログラミングをやりたいという熱意を伝えたら認めてくれて、二つ返事でパソコンを買ってくれたんです。最近ではプログラミングを通して言語学にも興味が出てきたので、大学では自然言語処理の研究もしてみたいと考えています」と、すでに先を見据えているようでした。

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高崎高校への入学のきっかけの一つとなったのが2022年大会の『Q-1』で最優秀イノベーターに選出された同校の先輩・高田悠希さん(当時2年生)だったというのは常見健太さん。「高田先輩の話を入学説明会の時に聞いて、僕もテクノロジーを駆使してものづくりしたいと思い、高田先輩が所属している物理部に入部しました。今回、主にユーザーテストを担当して、子どもたちが心から楽しんで英語を勉強してくれている姿を目の当たりにできたのが本当にうれしくて。みんなで開発をしたツールをどう活用してもらえるのかを考えることにも興味が出て、マーケティングの勉強もしてみたい、と考えています」と、今回の探究を通して新たなテーマの発見につながったよう。

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さて、初年度大会から『Q-1』を見守ってきた林修さんから印象的な言葉がありました。

「“今の高校生”という言い方こそが、もはや大人たちが色眼鏡で高校生を見てしまっていることだと、改めて感じました。

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新しい技術を使いこなす能力は、我々よりもうんと高い――。

今回の『Q-1』を観ていただければ、今の高校生たちというのは、我々の時代にはなかった技術と斬新な発想をもっていて、その結果、はるかに高いレベルのことができるようになっていることがわかると思います。私たちは高校生のみなさんの発想を信頼して、凝り固まった価値観で邪魔をしないことが大事、そう感じます」。

ただただ好きに夢中になれることの尊さと、高校生たちの発想が未来を変えてしまうかもしれない可能性――。高校生たちのプレゼンから気づきと学びを受けるのは、むしろ大人なのかもしれません。

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忘れてしまっていた探究心に火をつける高校生たちのアツきプレゼンバトル『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』2024年大会。ABCテレビにて、9月29日(日)頂上バトル編午前10時50分、探究アオハル編午後3時25分から放送です。放送終了後、TVer、ABEMA、Leminoで見逃し配信。U-NEXTでは完全版を配信。

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