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【MLB】大谷翔平はプレーオフで投手復帰を果たすのか 球団幹部が「計画にない」と否定も…… 米メディア「何が起きても不思議じゃない」と指摘

  • 2024.9.21
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。史上初の「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成し、「51-51」まで数字を伸ばしてから一夜、2試合連続の52号、52盗塁を決めてその記録を「52-52」に更新した。
試合前には軽めのキャッチボールを行い、投手としての調整にも努めた。注目を集めている「復帰プラン」だが、ブランドン・ゴームズGMはプレーオフでの登板に否定的な見解を示した。

■ゴームズGM「可能性は非常に低い」

「50-50」が達成された現在、大谷を巡る次の注目は「プレーオフでの投手復帰」だったが、ブランドン・ゴームズGMは同日、『MLBネットワーク』の番組に出演し、これを否定した。
「現時点では非常に可能性が低いと感じる」とした同GM。「ショウヘイは現在、(復帰に向けた)投球プログラムを進めていて、非常に良い感触を得ている。それは重要なことだが、現時点で彼がポストシーズンで投げるとは思っていない。それは計画に入っていない」と明かした。
大谷は17日(同18日)、敵地でのマーリンズ戦後、「プレーオフで投げられるか」と問われると、「分からない」と明言を避けたが、「ロサンゼルスに戻ってから、リハビリの進捗や今後について話し合う予定だ」というコメントを残し、その席で何らかの結論が出ることを示唆していた。
ただ、アンドリュー・フリードマン編成部長によると「今回のミーティングは、リハビリの進捗確認と来季に向けて準備を始めるタイミングについてであり、以前から予定されていたこと」と話し、ポストシーズンでの登板可否は議題にないとした。

■「可能性を除外するのは正しくない」

「ショウヘイはここまで5回ほどブルペンに入って投球練習を行っている。これはシーズン前の調整過程でいうと1月末あたりの進行状況に相当するが、10月にも春季キャンプで実施するようなライブBPを行うタイミングがある。これは中旬から下旬にかけてだが、彼の場合、そのライブBPを10月に行うか、それとも11月に行うか。また、来年のスタート前までに十分な休養期間を確保できるか、そこが問題。これは今年の春季キャンプの時から、我々が話し合うべき議題として考えていたことだ」とし、ミーティング内容を明かした。
球団幹部がそろって今季中の「投手復帰」を否定した形だが、それでも憶測が消えないのは、大谷のパフォーマンスが常に周囲の想定を超えてくるからに他ならない。米メディア『ドジャース・ネーション』はGMや編成本部長のコメントを受けて、「オオタニのマイアミでの伝説的な試合から我々が学んだことがあるとすれば、それは何が起きても不思議じゃないということだろう。だとすれば、投手復帰の可能性をこんなに早く除外することは正しいのか」と疑問を呈した。

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