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【監修記事】赤ちゃんの夜泣きや寝ぐずりに効果あり!『ルーティーン』をはじめてみませんか♪

  • 2024.9.21
mamagirl

夜くらいゆっくりしたいと思ってはいるものの、子どもがなかなか眠らず、ついイライラしてしまう。やっと寝たと思ったら夜泣きもあって心身ともにヘトヘト。寝かしつけにかかる時間が短くなり、夜泣きが減れば、どれほどラクになることか…。 そんなママたちにオススメなのが、『ルーティーン』!
今回は入眠儀式ともいわれるルーティーンについてご紹介します。

赤ちゃんは〝いつも同じ〟が安心

ねんねルーティーンとは、寝る前に毎日同じ流れで同じ行動をすることをいいます。
大人は時計を見て〝そろそろ寝る時間だな〟と分かりますが、赤ちゃんは時計が読めないので、急に寝かしつけをされてもまだ眠る気持ちになっていないことがあります。そこで、寝る前の行動を毎日同じにすると、「次はお風呂かな」「おっぱいかな」「このあとはねんねだな」と、赤ちゃんは次の行動の見通しを立てることができるので、寝るための心の準備ができるようになります。

実際にアメリカの心理学者が7~36ヵ月の乳幼児を対象に行ったルーティーンの対照実験注1 によると、ルーティーンを行ったグループでは、子どもたちの寝つきが早くなり、夜間覚醒が減少したという研究結果が報告されました。このように、ルーティーンが寝ぐずりや夜泣きに効果的であることは、研究でも示されています。

注1/Mindell JA, Telofski LS, Wiegand B, Kurtz ES (2009)A nightly bedtime routine: impact on sleep in young children and maternal mood. Sleep, 32(5), 599-606.

基本的なルーティーンの流れ
ルーティーンの一例。参考にしながら、自分流のルーティーンを決めてみてください。

上の画像の基本的なルーティーンの流れをみると、1つ1つは普段からやっていることですよね。大切なことは、これらを毎日だいたい同じ時間に同じ流れでやること。
眠気を誘う「メラトニン」というホルモンは明るい光を浴びると分泌が抑えられてしまうので、寝る1時間ほど前から照明の明るさを少し落とし、テレビなども控えるようにしましょう。
お風呂に入ると体温が上がりますが、その後体温が下がるときに眠くなるので、寝る直前よりも1時間くらい前に入るのがオススメです。
1歳半を過ぎると「絵本をもう1回読みたい」などと要求することがありますが、ポイントは親がブレないこと!子どもと何冊読むか話し合い、2冊なら2冊、3冊なら3冊と決め、それ以上は要求されても読まないようにしましょう。最初はぐずりますが、親が一貫した対応をしていると子どもは納得してくれるようになります♪
この他には、歯が生えてきたら「歯みがき」を、スリーパーを着る子であれば「スリーパーを着る」などもルーティーンにいれてみると良いですね。ご家庭にあったルーティーンをぜひ作ってみてください。

実際に親子で作ったルーティーンを見てみると…
mamagirl

こちらの写真は3歳の男の子とママが一緒に作ったルーティーン表です。 数字や時計に関心を持っている時期だったので、時計のイラストを入れたり、小さな時計を置いたりとお子さんが興味を持つように工夫されました。
幼児期は言葉だけではなく、イラストや写真など、視覚的に流れを示すと理解しやすくなります。次の行動の予測もできるため安心感にもつながります。
寝かしつけに時間がかかるというお悩みは、実は幼児期のお子さんにも多いのですが、そのようなときにもルーティーンはとても効果的!ご褒美シールなどを活用してみるのもオススメです。

ルーティーンをする上でのポイント
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ルーティーンをする上で一番大切なことは、親も子もリラックスして行うことです。焦ったり急いだりせず、ゆったりとした気持ちでルーティーンをしてみてください。
赤ちゃんがとっても眠そうなときは、何かをスキップするなど臨機応変でOK!翌日からまた普段通りのルーティーンをしてみてくださいね。
寝かしつけがスムーズになり、夜泣きが減れば、ママはひとり時間や睡眠時間も増えますよね。毎日頑張っているママが少しでもラクに、そして楽しく育児ができるよう、子どもの睡眠トラブルを解消していきましょう。

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